原田ひ香さんの小説を4冊続けて読みました
「ランチ酒」
「ランチ酒 おかわり日和」
(祥伝社文庫)
”見守り屋”ってフシギな仕事
例えばひと晩の間、眠っている人を、あるいは眠らない人を、ただ見守る
話し相手になることもあれば、見張り番だったりもする
ただし、介護ヘルパーみたいに、何かのお世話をするということではない
この作者は、オモシロイ仕事を思いつく人だなあと思いつつ
最新刊が文庫本になるのを待っています
「東京ロンダリング」
「事故物件いかがですか? 東京ロンダリング」
(集英社文庫)
こちらはいわゆる事故物件に一定期間住むことで、賃貸物件を浄化する、という仕事
架空の仕事なのに、妙に現実味があって
都会の片隅では、こういうことをやっている人たちがホントはいるんじゃないか
なんて思ってしまいます
白いゼフィランサスが咲きました
少し、涼しげな風情かな