なぜ今アンパンマンブームなのか? その⑥ (=´∀`) | 宇宙の森探索

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風ノ意匠サスケの変態ブログ


おい!

サスケッ‼️

チャットモンチーは許す
の話なんかしてる暇があったら
とっとと
アンパンマンの話を
進めろ!!



ウィラブラブ
了解トワラ
爆笑アセアセ







カエル




さて
怒られながらも
の話の続きをまいりましょう
ウインク





「紅の豚」とはどのような物語なのか?
作品を観た方
観てない方
観たけれど大して印象に残ってない方
いろんな人がいらっしゃると
思うのだが

今回の場合
そういった作品としての感想は
一先ず置いておく

僕はここで
こういった映画における
物語
物語性
ついて語ろうと思うのです

30代のころ
僕はですね
家庭や仕事や自分の夢や、、
とにかく
人生そのものの壁にぶち当たり
深く悩んでいたのでした

何をしても
どこにいても
誰といても
ただただ
孤独だった

そんなとき
僕を慰めてくれた唯一のもの
それがなぜか「紅の豚」だった(笑)
(^◇^;)
本当に
なぜ「紅の豚」だったのか
今もってよく分からないけど
その当時
僕は
それこそビデオテープが擦り切れるほど
繰り返し繰り返し
このアニメを観たのです
そして
何を血迷ったか
「紅の豚」の解説書を書き上げ
(それは1600字原稿用紙にして150枚
を超えるアホ丸出しの超大作爆笑
さらに
おバカな僕は
恐れ多くも
それをスタジオジブリに送っちまった
という
いま冷静になって考えると
穴があったら入りたい爆笑アセアセ
いや
今すぐにでもスコップ抱えて外に出て
南米アルゼンチンまで一直線に突き抜ける
地球直径規模の
巨大スペクタクル墓穴を掘りたいくらい
恥ずかしい笑い泣きアセアセ

その執筆活動に没頭していた時期
それは
大袈裟でもなんでもなく
僕を
現実世界の苦しさから救ってくれる
唯一の術だったのです

  






たぶん現実と映画の中の世界が
混乱していたのでしょう
僕はよく
「紅の豚」の夢を見た
そして
夢から覚めてもしばらく
現実に戻れていない自分を
発見したのです

フィオやポルコやカーチスが
まるで
ごく親しい知り合いのように感じられ
ちょっと気になるあの事やそんな事を

確認しとこう、、

さあて

すぐ連絡しなくちゃ
えっ、、と
電話番号は、、、
ん?
携帯?
あいつ
今どこにいるんだっけ?
イタリア?
いや
アメリカへ渡ったのか?

えっと
えっ、、、と


そう、か

あれは
映画の世界のことなんだ

僕は
あの連中の
仲間でも
知り合いでもない


そう



彼らは



どこにも




いないんだ



夢から覚め
幻想から覚め
小さなため息とともに
ポタポタと
涙が落ちる


そんなことを繰り返しながら
僕の輝かしい30代は
過ぎていったのです
(*´-`)


そして
何とか立ち直った僕は
その当時は
あんまり意識していなかったこと
でも
実はすごく重要なことに気がついたのです

「紅の豚」の世界に没入していた頃
僕の意識は
半分くらい「紅の豚」世界を
生きていた

それはまさに
第二次世界大戦前夜
ヨーロッパにはファシズムが台頭し
軍靴の足音が高まりつつあった不吉な時代
それでも
アドリア海の波は静かで
島々はどこまでも美しかった

そんな中で起きた
一大事件
それが
この物語のクライマックスである
美少女フィオとの結婚を掛けた
ポルコロッソとカーチスの
飛行艇対決だった









詳細は
ぜひ
作品を観ていただきたいのだが
僕の気づいたこと
それは
僕自身が彼らと同じ時代に生きて
ポルコやカーチスの活躍を目撃した
まさにその瞬間
僕は
どこにいたのか?
つまり
映画の登場人物の
誰の立場から
ヒーローたちを見ていたのか?


それが
僕は
マンマユート団の子分だったのです

マンマユート団とは
飛行艇を駆って地中海を荒しまわる
空の海賊たち
いわゆる
「空賊」と自称する者たち

その空賊団のボスではなく
よりによって
その他大勢の名も無き子分たちに
自身の姿を重ねていたこと

その事実に気づいたとき
僕は
何かしら
人生について
一つ
理解できた気がしたのです




僕は
僕たちは
ヒーローではない
ヒーローにはなれない

ヒーローと呼ばれる人だって
24時間
煌びやかな英雄でいる訳ではない
メシを喰らい
トイレに入り
シャワーを浴び
そして
寝る

それが人間である

ヒーローになれなくても
いい
ヒロインになれなくても
かまわない

僕たちはみんな無名の凡人として生き
そして
死んでいく

だけど
そんな
その他大勢の無名の凡人たちの
興奮と熱情こそが
凡庸なる我々に刻まれた
熱い記憶こそが
歴史を作るのではないか?

ヒーローたちの活躍を語り継ぐ中で
彼らはいよいよ洗練され
神化されていく

余計なものが削ぎ落とされた先に
神話は生まれる

僕たちは
凡庸なるも
平和で幸福な生を生きる為に
伝説と神話を必要とするのだ

個々人の人生が幸せであったか
不幸せであったかは
問題ではない

ただ
私たちがもう少し
楽に生きる為に
もう少し
楽しい人生を送る為に
何が必要か?
と聞かれたら
僕はこう答える

僕たちは英雄にはなれない
それでいい
自分の平凡さを受け入れること
何者かになれなくてもいいし
どこかに本当の自分がいるなんて
そんなことは幻想だと知ること
本当の自分は
いまここにいて
相変わらず
女の子のスカートの中を想像する
ただのスケべな男
それが僕であり
あなたなのだ


宇宙からの声や
遠い過去からの運命の約束
そこにいるだけで完璧な自分
最新の科学で証明されたとかいう
精神世界の神性
意識という名の絶対神

そういった諸々のスピ的言葉が
虚ろにしか感じられないのは
たぶん
僕が
目覚めてしまってるからだと思う
それは
悟りの境地に達した
なんてことじゃなくて
そんなことあるはずもなく爆笑アセアセ

そうではなくて
僕はもうすでにいろんなことを
ポジティブに
諦めたということ

目覚めるとは
自覚することだ
自分の平凡な人生を受け入れることだ

ヒーローになれなくても
夢が叶わなくても
幸せになれなくても
仕方ない

それが僕の人生なら
その事実を生きるしかない



マンマユート団の子分たちは
晩年
きっと
ポルコとカーチスの決闘を
懐かしく思い出すだろう

そして
たくさんの孫やひ孫たちに語り聞かせるのだ
それは
今まで見たこともない闘いだったと
豚の飛行艇は雲を引き
カーチスも真正面から挑んで行ったと

ヤツらは
最後まで
正々堂々と戦ったのだと


孫たちは
何度も聞かされたその話を
半分は退屈しながら
でも
半分は
心のどこかで興奮し感動しながら
聞いている
そして
年寄りから聞いたその物語を
いつしか
自分の物語として
また語り始めるだろう

まるで
それを自分自身が目撃したかのように

物語の物語性は
こうして姿や形を変えながら
しかし
核心の部分は活き活きとして
生き続け
語り継がれていく





ある日の昼下がり

平和なアンパンマン世界に

突如として

宇宙人がやってきた

彼らの目的は

ただ一つ

アンパンマンたちの住む世界を
アンパンマンが守ってきた
平和な地球を

破壊すること









ヒラヒラヒラク秘密ノ扉

ライブ会場の沸騰を見よ‼️


これなんか
大好きな一曲ですウインク下矢印





土曜日の真っ昼間から
皆さまにおかれましては
気の重いお知らせです

実は
アンパンマン談義


まだ

続きます

m(_ _)m


龍




サスケでした
٩( ᐛ )و





こ、これは、、泣ける笑い泣き