2024.5.27

 

昔は秋と決まっていた感のある運動会。

最近は春か秋にやるのがトレンドらしい。

コロナの影響もあり、午前中で終わる。

 

隣の学校は秋に実施、別隣の学校は来週だという。

年廻りで隣組の役員になった私も招待されて断ることができず

参加してきた。

 

丸一日の開催に戻すのは、多分難しいのだろう。

単級の学校なら尚更だ。

それに、このところの暑さは殺人級だ。

熱中症で倒れる小中学生、中年・老人が出ている。

 

親からしても、昼飯を作ったり朝早くから席取りに行かなくて済むという

メリットも発生しているのだとか。

それでも、親たち、ジジババたち(といっても年廻りは私と大差ないが)が

のんびりと山の上の学校まで歩いて登っていく姿は変わらずに見られる。

これ、いい姿だな。

 

テントの下に導かれて思ったのは、子どもの歌の健気さだ。

息子の世代から歌われている「赤・赤・赤、GO!GO!GO!」という

赤白を讃える歌を、4年生ぐらいまでの子どもが精一杯の声で歌う。

「子どもって、こんなにも素直に一所懸命歌うのか‼︎」と衝撃を受けた。

 

また、短距離走もバリエーションがあって面白かった。

これまで通りの、トラックをグループごと走らせるもの、

子どもの走力に応じた距離を組み合わせたリレー形式のもの、

驚いたのは、鬼ごっこ形式で走らせたり、

ゲーム的な要素を盛り込んだ鬼ごっこにしたりしたものがあった。

なかなか工夫していて、部外者の私も楽しめた。

 

入学からわずか2ヶ月、間にゴールデンウィークを挟み、

日数もない中、よくやっている。

 

人を競わせて、周りがそれを楽しむのもどうか・・・

という批判も無くはない。

競技者が嫌々やっていれば

ローマ時代のコロッセウムでの剣闘士試合、人間対猛獣、模擬海戦等々

の観客と大して変わらないと思わないでもない。

紙一重で違いがあるとすれば、

競技者に納得と自由意志による参加があるか否か。

う〜ん、それはどうなのか、分からん。

 

 

運動会風景を載せてもよかったのだが、

子どもの顔やらが写り込むと問題も多そうなので

初ブログながら写真掲載はやめておく。