★実話小説★
【房思琪(ファン・スーチー)の初恋の楽園】
↑小説題名、間違いを訂正しました🤗🤗🤗


   


  【あらすじ】

台湾・高雄の高級タワーマンションで暮らす13歳の房思琪(ファン・スーチー)と劉怡婷(リュウ・イーティン)は、文学好きの幼なじみ。 

二人は同じマンションに暮らす、50代の妻子あるカリスマ国語教師敬愛している。


そして…美しい房思琪は強姦された。


「これは先生の君への愛し方」

「わたしは君と同じ種類の人間だ」と言葉巧みに房思琪を支配する国語教師。

そして………




↓林奕含(リン・イーハン)

★著者は林奕含(リン・イーハン)

著者は1991年生まれの女性作家。


台湾・台南で名の知られた皮膚科医の娘として生まれ、幼少期から作文や数学で優秀な成績を収め、多くの表彰を受ける。


高校2年のときにうつ病を患う。

2009年、台北医学大学医学部に入学するが、2週間で休学。


その後、3度の自殺未遂😱😱😱


2012年に国立政治大学文学部中国文学科に入学、3年生のときに再び休学。


2017年2月に、デビュー作であり唯一の著作である本書を出版。


その2カ月後に自殺😓😓😓😓😓😓




これは実話小説である】と本書に記していることから、

著者の実体験なのではと大騒ぎとなり、台湾社会に大きな波紋を呼んだ。



↑子供の頃の林奕含(リン・イーハン)

※画像はお借りしました。




台湾は過度な【学歴偏重社会】

教師による未成年の教え子との交際や職権を乱用した性的暴行などの逸脱行為が横行していたという。

林奕含(リン・イーハン)はそんな社会問題を白日のもとにさらした。



著者の思いも、こうした読みを裏付けるかのように

死のわずか8日前インタビュー取材で
【書きたかったのはノンフィクション小説ではなく!社会の現状を変える気もなければその力もなく、いわゆる大きな言葉や構造に結び付けたいともわたしは思っていません】
と語っている。

また、出版の際には
【もし読後にかすかな希望を感じたとしたら読み間違い】
とも書き残していた。


林奕含にとってデビュー作で、遺作ともなった貴重な一冊から、社会の闇と彼女の願いを感じ取ってみてほしい。


林奕含の命日には今でも毎年、台湾のみならず中国語圏の各地で追悼集会や読書会が開催されています。




この作品の主人公も、著者自身も、結局は救われなかった。

でも、作中には夫の暴力から生き延びる女性も登場する。

著者は、声すら上げられない被害者の痛みを想像し、その心に寄り添い
あなたは!悪くない!と伝えているように感じます。

今このときも暴力に苦しむ人がいる社会で、この作品が発表され、多くの人に読まれているという事実が、何かの救いにつながっていると信じたいですね。


読んでくださり、ありがとうございます🤗🤗🤗
お出掛け!してぇ!
疲れてぇ!💦💦💦💦💦💦💦💦💦おサボりでした。

心臓難病【拡張型心筋症】が進行してから、だるい日が多く、あまり入らなくなり💦💦💦💦💦

★読み逃げや記事更新も書き逃げ😅😅😅😅😅

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