ふたりは再開した母との関係にも苦しんだ。

何故なら、親戚から【化け物を産んだ。

川に流してしまえ】

と言われたフエさんは、命を守るため病院にふたりを預けたのだ。


分離手術の許可を得るため、ツーズー病院はフエさんを探し出した。



フエさんはその後、病院に住み込みで働き始めたが、ドクさんは、【初対面】の女性を家族と実感できなかった。

今もぎこちなさが残る。


ドクさんは学校から帰るとベトさんに声をかけ、手を握った。


【一緒に遊ぼう】と言うと、笑いかけてくれる気がして嬉しかったと言います。 
ドクさんは2003年に【ツーズー病院】の事務の仕事に就くと
2006年に知人の結婚式で出会ったグエン・ティ・タイン・テュエンさんと結婚しました🥰🥰🥰

【わたしの愛はわたしが責任を持つ】という彼女の言葉に勇気付けられたそうです。


そして…2007年10月6日未明ベトさんは静かに息を引き取りました😭😭😭😭😭



ベトさんは26歳で人生を終えました。

ドクさんは
【自分はベトを犠牲にして生きてこられた。これからはベトの分も生きよう】
と、思ったそうです。

体験を話すのが好きではなかったドクさんは、ベトさんの死後、考えが変わったのです。

【自分が語ることに意味がある!】

自ら設立した【非営利組織】講演活動を行い、講演料を枯れ葉剤の被害者らに寄付しています🤗🤗🤗


2009年、ドクさんに双子が生まれ、ベトナム語で息子に【フジ】(富士)
娘には【サクラ】(桜)と名付けました。

自宅で義母を介護し、自身も後遺症と闘いながら、一家の稼ぎ手として働いて暮らしています。


分離手術後、腫瘍や感染症で手術を繰り返したそうです。

そのうち2017年には腎臓の治療で6回の手術を受けたそう。

今も体調は優れず【長くは生きられない】とも感じていると言います。 

それでも、自分を
幸運な男と言うのです。

【あの分離手術を乗り越え、今も生きている。
そんな自分を、ベトがいつも見守っていてくれているのだから】

そして!映画にも出ることにました。


【ドクちゃん‐フジとサクラにつなぐ愛‐】↓


ベトナムの被害者協会などによると、戦時下で約480万人が枯れ葉剤を浴びました。

その子や孫の代なども含めた約300万人が奇形や癌などの疾病に苦しんでいます。 


↑映画「ドクちゃん -フジとサクラにつなぐ愛―」から


同国政府は、枯れ葉剤が散布された地域にいた人や奇形など特定の病気や障害を持つ【第1世代

その子供で同様の症状がある第2世代の計30万人超を枯れ葉剤被害者と認定。

給付金を支給している。
ドクさんは第2世代にあたります。

アメリカは現在も、枯れ葉剤と人的被害の因果関係について
科学的な根拠がないとする姿勢を崩していないのです。

ドクさん家族↑
※画像はお借りしました。
【追記】
一部訂正と題名を変えました。


★特定非営利活動法人★
【ベトナム枯葉剤被害児支援機構】日本

〒840-2212 佐賀県佐賀市川副町鹿江670-8670-8 

✉️npo-v@gyohsei.com 📞0952-20-0617 

団体ホームページ http://gyohsei.com/npo-v.index.html


↑【ぼくのお父さんはドクちゃん】絵本

↑絵本化にあたりドクさんは
わたしも妻と子ども2人を養っています。日本の友人が絵本を作ってくれました。ぜひ読んでください】
とのメッセージを寄せている。


んとに!😓😓😓😓😓
戦争がもたらす!被害は、ずっと続くのですね😱😱😱😱😱😱

ひとりでも!彼らのことを知って欲しい!と思いました。

読んでくださり、ありがとうございます🤗🤗🤗

心臓難病【拡張型心筋症】が進行してから、あまり入らなくなり💦💦💦💦💦💦💦💦

★記事も書き逃げ💦💦💦💦💦💦
返信遅れやリコメやいいねが出来ない時が多いです。ごめんなさいね。🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏

コメ、フォロー等皆様に感謝🥰🥰🥰🥰🥰🥰🥰🥰🥰🥰