【遺伝子病】について、前に綴ったのですが、遺伝子病と闘ったさくらちゃんの教えてくれたこと

を調べてみました。



↑GM1ガングリオシドーシスで先に亡くなった、別の柴犬の飼い主さん手作りの犬用歩行器を贈られ、初乗りしたときの【さくらちゃん】



飼い主がどう頑張っても、発症する遺伝病もあるのですよね💦💦💦💦💦💦💦



投薬や手術で治すことのできない病気もあり、一生付き合っていくか、あるいはそれで死ぬしかないのです。 


たとえば、生後5ヵ月くらいから神経症状が出て、1歳くらいで死んでしまう柴犬【GM1ガングリオシドーシス】


↑さくらちゃん、大福くん、もみじちゃんの三兄弟も、そうでした💦💦💦💦🥺🥺🥺


古来より日本にはたくさんの柴犬がいるのに最近急によく聞くようになった遺伝病です。


昨今の柴犬ブームが影響し、柴犬の繁殖数が増大したことに起因しているのかもしれません。


日本犬を代表する親しみある柴犬に、こんな致死性の遺伝病が蔓延しつつあることは非常事態です。




この病気について、飼い主さんの率直な気持ち、悲しみ、戸惑い、苦しみを綴ったブログ
でこぼこのブログ~難病と闘った柴犬さくら
は反響が大きかったので、ご存知の方もいるかもしれません。




余命を宣言され…
介護を続けながらも、兄妹犬を探し(三頭とも発症
親子鑑定の遺伝子検査をしたらなんと血統書に書いてある親犬が違っていた!😮‍💨😮‍💨😮‍💨

ずさんな血統管理)ということも判明し…繁殖屋…血統書発行団体…ペットショップたちの暗部をあぶり出しました。

さくらママさんの執念に近い想いは、それだけ愛犬への強い愛情があってのことだと思います。



1年とちょっとの短い犬生の後半は寝たっきりになったさくらちゃん😔😔😔
犬も辛いが、飼い主も辛い。 


残念ながらさくらちゃんは、一歳三ヶ月と22日の短い犬生。若すぎる死です😭😭😭😭😭😭

さくらちゃんは、犬生で2回目の桜を見ることもできませんでした。
子犬を迎え、今から楽しいドッグライフを過ごすはずだった家族の方の胸中を思うと、なんて惨い仕打ちなんだと思わずにはいられません。



しかし…さくらちゃんたち闘った結果
正しい血統書が再発行されたり、ペットショップがこれから繁殖者に対して遺伝検査の推奨(できれば義務になればベスト)をするような動きが出てきました。

柴犬愛好家の愛の強さが、世の中を動かしたのです。


GM1ガングリオシドーシスは柴犬に多い病気ですが…



そのほかにも、
▼コーギーやシェパードに多いDM(変性性脊髄症)

▼ボーダーコリーに多いCL(セロイドリポフスチン症)やTNS(遺伝性好中球減少症)

▼トイプードルやコッカースパニエルなど複数の犬種に多発するPRA(進行性網膜委縮症)などがあります。


▼コーギーやドーベルマンなどこちらも複数の犬種にでるVWD(フォンウィルブランド病)



▼犬種問わず出る遺伝性てんかん症や停留睾丸
多種の心筋症
▼小型犬に多いパテラ(膝蓋骨脱臼)
レッグペルテス症(大腿骨頭壊死症)
▼免疫介在性溶血性貧血など、書ききれないほど多数の遺伝病があります。



↑ジャーマンシェパードの同胎犬。


ジャーマンシェパードの彼ら…7頭のうち、行方を把握していたのが6頭で、そのうち4頭がDM(変性性脊髄症)を発症😮‍💨😮‍💨😮‍💨

2005年生まれの彼らのときは調べようがなかったのですが、2012年からDMの遺伝子検査が可能になりました。


これからは発症犬を出さぬよう親犬の検査が望まれます。が、やはり😔😔😔
繁殖者(ブリーダー)の認識不足もあり…
遺伝子検査をしないブリーダーが多いのが、現状です。






日本のブリーダーは【ライセンス制】ではない為…
少しの知識があれば、誰でもなれます。


が!
ペット先進国では
【ライセンス制】なので、とても厳しいです。

交配年齢も一歳2ヶ月、一歳以前の交配禁止になっています。

それは、【遺伝子病】が一歳未満だと遺伝子病検査をしても、確認出来ないことがあるからなのです。




そして…仮に遺伝子検査でわかる病気なら父犬、母犬を交配前に遺伝子検査してキャリア(保因犬)の犬ならば、交配相手を十分に検討する必要があります。


アフェクテッド(必ず発症する犬猫)であれば、交配のラインからはずすことにより【特定】の遺伝子病を回避できます。

↓前の記事【遺伝子病】について綴りました。



その【遺伝子病】の原因は……………
犬種改良、猫種改良の歴史が長く、人間が繁殖管理してきた犬、猫種ほど遺伝子の多様性は失われがちです。


つまり【血が濃いわけ】ですが、そのパーセンテージは競走馬の比でなく近親交配が行われているとのこと。

そのため遺伝子の欠陥を持った犬猫が生まれやすくなっています。




子犬、子猫を産ませると言うことが、どれだけ責任重大なことなのか】わかってきますね!
😔😔😔
 
「うっかり」や「できちゃった」はあまりにも無謀。


子犬子猫は!【商品】ではなく!【命】なのです!      
日本の動物保護法【9ヶ月から交配】と言うことを鵜呑みにし…


まだ!9ヶ月の子犬に交配させたり😨😨😨
一歳にも満たないのに…出産させたり…


日本のブリーダーさんは💦💦💦💦💦💦💦
【お金儲け目的】が多すぎますね😓😓😓

母体の事も考えていない💦💦💦💦💦

犬猫たちの事よりもお金儲けの事しか考えてないのでしょうね😱😱😱

そんなブリーダーさんからは、買うべきでは、ないと思います。



そして!大量生産ではなく、ちゃんと考えて少数精鋭の健全な血を残してゆく

そういう価値観が日本でも当たり前になればいいですね。


そのためには、繁殖者だけでなく 
【血統書発行団体、販売者】(ペットショップ)に加え、わたしたちも(犬を買う人=飼い主)遺伝子病の事を勉強し、現実を知り、賢くならねばなりませんね。

★画像はお借りしました。


読んでくださり、ありがとうございます🤗🤗🤗
心臓難病【拡張型心筋症】が進行してしまい…
★頻繁に入らなくなり、記事更新中心で書き逃げ!💦💦💦💦💦💦💦💦💦

返信遅れやリコメが出来なくて、ごめんなさいねm(_ _)m

コメ、フォロー等皆様に感謝
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ひとりでも!犬猫の【遺伝子病】知って頂きたいので、再更新しました。🤗🤗🤗