●自然とつながり、五感を磨くことと、机上の学習の接点② 2020
風路教育研究所の教育アドバイザー
風路京輝(かぜみちきょうこ)です。
前回、
文章を読み取っていくために、私たちの五感を磨いて、そういった学習をぐっと深いものにしていきましょう。
というお話で、
「視覚」
についてお伝えしました。
五感を磨いていくっていうのは、文章を読み取るときだけでなく、文章を書くときも、理科の学習をするときもetc.いろいろなことに力を発揮してくれるんですね。
「匂い」の記憶。
今日は、「嗅ぐ」という観点から「匂い(香り)」の感性について、考えていきましょう。
あるアロマテラピーの先生から、聞いたことがあります。
「脳の中枢の部分まで届くのは、香りとか匂いとかだけなんですよ。」と。
たしかに、その匂いを嗅ぐと、いつも思い出すものってありませんか。
洗濯物の香り(洗剤の匂い?)、
とか「太陽の香り」なんていう表現すらあり、
これが皆、同じような香りを思い浮かべているのだから不思議です。
同じ匂いを嗅いでも、よみがえる記憶はそれぞれで、理科の実験で香り立った植物の匂い から、自分の生活の別な部分を思い出すこともありでした。
夏の一雨の後の草いきれ。
潮の香り。
お盆のお線香の匂い。汗の匂い。etc.
土や緑、水のあるところに立ちこめる匂いは、夏休みの体験の記憶だったりしますね。
思い出の作文や絵日記を書くとき、よみがえる記憶です。
空気が乾いてきて、石油ストーブの匂いや、お正月準備の湯気混じりの煮炊きの匂いは、冬の記憶。
季節の匂いと体験の広がりは、関連有りのようです。
もちろん、お母さんの香りっていうのは、子どもたちの大好きな記憶です。
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