<突然の大震災の中、何を食べればよいのか?答えは先人の知恵に・・・。> | 先生が教える小学校と勉強:小学生子育てプロママ養成講座

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 最近どんどんその中身は変化しているようで、ほんとのところ、今の小学校って、よく分からない。
 そんな小学生を持つママ(パパ)が、学校を知って不安を解消。あなたもこれで、小学生子育てプロママ。
 分かって安心!小学校。分かった!小学生の我が子応援のコツ。

 大震災前まで、私たちの日常生活では、食料はどこででもたやすく手に入り、その種類も大変豊富でした。

 

しかし、震災後は、避難所の生活を余儀なくされた方はもとより、家の倒壊を免れ、その場にとどまることができた場合も、ライフラインが分断され、物流がストップすると、食事を整えることは、困難を極めました。

 

 そんな中で、何があれば命と健康を保持できるのでしょうか?

 

 その答えは、先人の知恵の中にあったのです。
 
 

 まず必要なのが、水と卓上コンロ

 

 これで、ご飯と味噌汁の調理が可能になります。

 

 体を動かすにはエネルギーが必要です。ご飯には、そのエネルギーになる糖質が多く含まれています。
 

 味噌の原料になる大豆には、体を作るもとになるタンパク質が多く含まれます

 

 不足するとからだがだるくなったり体がむくんだりするビタミンB1も大豆かとることができます。
 

 高野豆腐(地域によっては「凍み豆腐」)などを常備しておけばOKでしょう

 

 では、このような時に、味噌汁の中身に入れる具は、どうしたらよいでしょうか?

 

 体内の細胞をつなぐコラーゲンの育成にはビタミンCが必要です。

 

 これが不足すると、歯茎から出血しやすくなったり、皮下出血が見られたりします。

 

 ビタミンCは、果物に含まれるイメージがありますが、ジャガイモ、サツマイなどの芋類にも多く含まれています。

 今回の原発事故でヨウ素については、ヨードを含む海藻が効く、いや効かないなど、いろいろな意見はありましたが、普通に栄養素という面から考えれば、燥わかめなどの保存食も、頼もしい味噌汁の具になりますね。

 

 

 5・6年で学習する家庭科の中に、「ごはんとみそ汁」の学習があります。

 

 米飯や味噌汁が、我が国の伝統的な日常食であることを理解し、調理ができることを目指しています。
 

 

 4年ぐらい前から、食育にも力が入れられています。この方 この方 のブログにも、食事と健康のことを考えさせてくれる記事が載っています。