大谷翔平、リーグ単独トップ21号先頭打者弾

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敵地ロッキーズ戦に「1番・DH」で出場

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、敵地ロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。第1打席でいきなり打球速度101.5マイル(約163.3キロ)、飛距離427フィート(約130.1メートル)のナ・リーグトップに立つ今季21号ソロを放った。敵地実況席は「このシリーズ2発目」と脱帽している。 【動画】「ショウヘイも本塁打になるか…」 打った直後の反応にも注目、大谷がリーグ単独トップの21号を放った瞬間  初回の大谷の第1打席。カウント2-1から左腕ブラックの4球目だった。真ん中に甘く入った89マイル(約143キロ)の変化球を強振。センターへ飛んだ打球を追った中堅手ドイルがフェンス際でジャンプするもわずかに届かず。今季21号ソロとなった。敵地は騒然。大谷はしばらく打球の行方を見守ると、悠々とダイヤモンドを回った。  ここ5試合で4本目、量産体制を期待させる一発となった。MLB公式のロッキーズ地元中継では実況のドリュー・グッドマン氏が「ショウヘイも本塁打になるか定かではなかったようですね」と注目した。解説のコーリー・サリバン氏は「ショウヘイはこのシリーズ2発目を放ちました」と脱帽。本塁打“強奪”を狙った中堅手ドイルについては「ほんの少しだけ足りませんでした」と悔やんでいた。