参院政倫審 残る29人全員が欠席の意向 自民・石井準一参院国対委員長「誠に遺憾」

会談に臨む自民党の石井準一参院国対委員長(右)と立憲民主党の斎藤嘉隆参院国対委員長=13日午後、国会内(春名中撮影)

会談に臨む自民党の石井準一参院国対委員長(右)と立憲民主党の斎藤嘉隆参院国対委員長=13日午後、国会内(春名中撮影)© 産経新聞

自民党の石井準一参院国対委員長は13日、国会内で記者団の取材に応じ、参院政治倫理審査会の審査対象で未出席の自民議員29人全員が、欠席の意向を示したと明らかにした。

石井氏は「院で立ち上がった正式な委員会の場での出席要請に対し出席をしないのは、与党として誠に遺憾だ」と語った。その上で、対象者に出席を求める参院政倫審規定17条の議決に踏み込む考えも示し、「野党から正式な手続き上の提案があったら対応したい」と述べた。

参院政倫審を巡っては、自民安倍派(清和政策研究会)の議員ら32人に対する審査会の開催を議決。世耕弘成前参院幹事長、橋本聖子元五輪相、西田昌司参院議員の3人が出席していた。