泉房穂さん、「安倍派元幹部に離党勧告へ」報道を

刺客なしなら重くもなんともない」と一刀両断

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中日スポーツ

泉房穂さん

 前兵庫県明石市長で弁護士の泉房穂さんが31日、X(旧ツイッター)を更新。自民党が派閥の裏金事件を巡る関係者への処分をめぐり、安倍派元幹部に「離党勧告」とする方向で最終調整していると読売新聞が報道したのを受け、「重くも何ともない」と断じた。  「離党勧告」は党の規定で「除名」に次ぐ2番目に重い処分。安倍元首相から派閥によるパーティー収入のキックバック中止を指示されたものの、再開した安倍派幹部の4人については特に責任が重いという厳しい世論も勘案し、離党勧告を検討しているとの報道がこれまでにも出ていた。  泉さんは、読売新聞が31日に「安倍派元幹部に離党勧告へ…自民、処分対象者を最終調整」の見出しで報じたネット記事を引用。「”刺客も立てない離党勧告”なんて重くもなんともない」と、選挙区に自民党の対立候補を出さなければ、離党の意味はないと指摘した。その上で「次の選挙で当選したら、禊(みそぎ)が済んだとして復党させるのがバレバレだ」とバッサリ。岸田文雄首相が、4月10日に米国での日米首脳会談に臨む前に処分を終える考えの点にも触れ、「訪米前に処分を終わらせてしまうという発想もどうかと思う…」と批判した。  フォロワーからは「茶番やね~」「口裏合わせの出来レースが見え見えですね」「どうせ次当選させればええの気持ちよ」といったコメントが挙がった。