堀江貴文 中日スポーツ 提供

 実業家「ホリエモン」こと堀江貴文さん(51)による自民党安倍派の裏金問題をかばうSNS発信に、批判が殺到している。

 堀江さんは13日、自身のXに「少しでも裏金作ったら罰しろとか言ってるやつ、交通費の精算で少しちょろまかしたり個人的な会食を経費扱いしたりしたことあるんじゃねーのか?それも全部刑事罰喰らわせたら大変な事になるぞ。交通違反だって行政罰で済んでるから多くの人は前科者にならないわけだ」と投稿。いつもの自民党擁護の持論を展開した。

 ただ、これには疑問や批判の声が目立っている。「今問題になってるのは、数百から数千マン単位です。これをちょろまかしと同じにしてはいけない」「額が違うでしょうよ、、、」「真っ当な人は交通費も経費不正もしていないと思います」「個人と政治問題を同一線上に語るのは悪手。社会的責任を担う政治が誠実さや信頼を失ったらだめです」「ひろゆきみたいに、たまに政権批判も挟んだほうが説得力を増すのに」などの声が続々と寄せられ、炎上気味になっている。

 さらに、ホリエモンが昨年秋、インボイス制度の反対派を「バカのせいで税金が無駄遣いされている」と罵倒していた姿勢との矛盾を指摘する声も。「インボイスの時はこいつら税金泥棒だと言い、政治家の裏金はしゃあないと言う」「すげーダブスタだな」と批判が高まっている。

 能登半島地震の被災地支援活動をしている元迷惑系YouTuber「へずまりゅう」こと原田将大(32)も「堀江さん少しでもダメなものはダメなんですよ」と反応。ホリエモンは「刑事罰を与えるかどうかの閾値の話をしてんだよ。馬鹿はそれがわからず道徳の話だと思ってる」と反論した。