幼稚園のプレ化に潜む音楽教育の弊害 | 風の子ぷてぃぱ ~風の子ジャックリトミック教室 講師の日記~

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最近、幼稚園のプレ化が進んで、2歳から通い始めるのが主流になっています。
プレで何をするかって、大概「親子リトミック」するんですよね。


私たちも、プレの業務委託はしているので分かりますが、幼稚園のカリキュラム内での指導では、とても浅い内容に留まってしまいます。

よほど熱心なご家庭でなければ「幼稚園のプレでリトミックやってるから、お稽古として改めてリトミックしなくてもいいや」という発想になり、結果リトミック教室の需要は減っているのだと思います。

親子で音楽にふれ、楽しむ時間はとても大切ですが、「音楽的感覚を養う」という域までリトミックを経験していただけないのは、とても残念なことだと思います。

私は、自分自身が音楽大学に進学する際にとても苦労したので、良い耳、イキイキとしたリズム感を育てるのに適切な幼少期にこそ、本当に良い環境をと願って、教室を立ち上げました。

リトミックが浅い内容で広まり、形ばかりで本来の意義を十分に果たせぬままに終わるとしたら、とても残念なことです。