大人のリトミック | 風の子ぷてぃぱ ~風の子ジャックリトミック教室 講師の日記~

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毎日、子どもたちの成長におどろいたり笑ったり いろいろな発見があります!
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今日は外の勉強会を観に「大人のリトミック発表会」に行って来ました{%音符webry%}

私たちもそうですが、リトミック指導者はどこかに所属しながら、自分自身も勉強を続けている方が多いです。
「リトミック」は幼児のためのものと思われがちですが、もとは、ダルクローズが「テクニックばかりに偏り、音楽的でない学生をどうしたら音楽的にすることが出来るか」と考え出したものです。
実は、ダルクローズは「老人のためのリトミック」まで考案しているんですね。

もし、私が全くリトミックを知らずにこの発表会を観たら、「いったい何をやってるの{%はてなwebry%}モダンダンス{%!?webry%}」と思ってしまうかもしれません。
もちろん、ただ踊っているわけではありません。
音楽の諸要素(ダルクローズサブジェクト)により、音楽を分析し、それを身体を楽器のようにして豊かに表現しているんです。
普段のレッスンでは、1つ1つのサブジェクトをクローズアップさせ、動きながら音楽的感覚を筋肉に記憶させていくのですが、それだけでも頭も身体もフル回転です{%汗webry%}筋肉に憶えこませた感覚は、演奏する際に必要に応じて引き出されると考えられています。
発表会では、1つのテーマではなく、楽曲を総合的に表現しているのですが、みなさんとてもイキイキとされていて楽しそうでした{%音符webry%}
実際に楽器を手にしても、リトミックを行うように、天才作曲家が作った音楽を紐解き、難しい課題をこなしながら、全身を自由自在にコントロールし、表情豊かに表現出来たら素敵ですね{%キラキラwebry%}

私は、リトミックを行うことで、音楽的スキルばかりではなく、人の心を感じ取り、共感する力も培ってくれると感じています。
私の尊敬する人は、共通して皆そんな力を持っています。
とてもちっぽけな私は、リトミックを通して、音楽的スキルだけではなく、生涯、人として成長し続けていきたいと思います。


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