先日、某大学の学生さんからお訊ねの電話がありました。
風の会へやのうて、エステイト 信へ…やったんですが。
「町家に移住してくる人と在来のコミュニティとの軋轢の問題」と
いうような感じのことでした(詳細は伏します)。
電話の主は、大阪出身の女の子でした。話しているうちに彼女、
京都のコミュニティの基盤である、自治組織、つまり、元学区や
番組小学校について、今まで聞いたこともみたことも全く
ないということがわかりました。
さらに、担当の先生もそのことについて言及されたことが
ないとか。その先生がどこのご出身の方かは質問しません
でしたが、元学区についてほとんど知識がないのか、
あまり重要視されていないのか。。。
その大学は、京都でも、ま、いわゆる中堅どころで、
うち(風の会・エステイト信両方)へ質問してこられる
方がわりと多い学校です(その手の学科があるのかも?)。
ここ10年くらい、町家がブームやからかどうか、町家を
研究テーマに選ばれる学生さんは少なくありません。
京都のみならず、関東方面でも結構あるようで、うちも
フィールドワークのお世話をしたり、京都で集まられた
場へ出向いて、京都の話をせてもろたりしています。
その時にも感じることなのですが、まず、その指導の
先生が京都のことをわかっている方とそうでない方と
では、学生の理解や行動パターン、研究調査の進め方
(もちろん深度も)がかなり違うように思います。
京都をテーマに学生に調べさせようというなら、
まずは、先生!しっかり京都のことを知ってからに
してくださいねっ!!