秋の恒例となりました京都・和菓子の会さんとの共催による例会が無事終了いたしました。
心配されたお天気やさぶさもそれほどではなく、たくさんの方にご参加いただきました。
紅葉の時期とあって京都駅や道路はえらいことになっていたようですが、お商売エリアの町なかは週末とあってとても静か。
そして会場の長江家はお庭や天窓から差し込む、澄んだ光が印象的なお宅でした。
長江家をイメーヂして作られた聚洸さんのお菓子、和束町・松石三重子さんお見立てのお茶とお話、虎屋文庫・中山圭子氏のお話、京都・和菓子の会主宰(当会理事)ナカガワの解説、そして会場となった長江家ご当主のお話・・・と盛りだくさんの例会でした。
さらに長江家のご当主のご厚意で、会の後だけでなくお待ちいただく間も、参加者のみなさまにお家のなかで隅から隅までゆっくりしていただくことができました。
お商売をされているお家ならではの様子、いかがだったでしょうか。
三席ということで、わたくしどもは午前中から夕刻まで長江家で過ごさせていただいたのですが、刻々と移りかわるお家の表情を堪能いたしました。
お仕事しているうちにこうやって日が暮れていくんですね・・・。
最後の積み込みのときには、もう暗くなった町のどこからか笛と鉦の音が・・・。
お向かいが保存会のお家でした。
「あぁ、そういえばここは鉾町でしたねぇ・・・(長江家のご住所は「船鉾町」!)」
「日頃からこないして練習して継承してるんやねぇ・・・」
繊維関係の大きいお店が並ぶ・・・という風景だけやなく音からも町なからしさを感じた一日でした。
最後になりましたが、会場提供をご快諾くださった長江家さま、菓子司・聚洸さま、お茶をお世話くださった松石さま、和菓子のお話をしてくださった虎屋文庫・中山圭子さま、ご共催いただいた京都・和菓子の会さまにこの場を借りまして厚く御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
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さて、残る今年の例会は定員いっぱいとなっておりますが、
忘年会(運営会議も兼ねてます)に定員はございません!
ご興味がおありのかた、お気軽にお申し込みくださいね→☆
