日本評論社刊『京の花街 ひと・わざ・まち』です。
平竹耕三氏(京都市文化局文化芸術都市推進室長・京都市交響楽団GM)
なんですが、
他にも執筆者がいらして、
濱崎加奈子氏・井上えり子氏・上林研二氏です。
井上氏は実際に町家を改修されて上七軒に住んだはります(個人的には
居住のみやのうて、何かお商売してほしい場所なんですが・・・)。
上林氏は、先日UPしましたブログ記事 に出てきた私(井上裕子)が
バイトをしていたところ(地域生活空間研究所)の所長(社長)です。
NPO法人祇園町南側地区まちづくり協議会理事もしたはります。
この本は、京都では花街を「かがい」とよばずに「はなまち」とよぶ…ことから始まって、
花街とは何ぞや…花街のイロハ・京都の五(六)花街のこと・歴史・花街周辺で文化を支える人々・
建築・町並みまで。花街入門書としてもわかりやすく書かれています。
【目次】
第1部 ひと(花街は今/花街の歴史/花街の誕生と五花街の成立)
第2部 わざ(花街の年中行事/伝統芸能文化と花街/花街を支えるモノとわざ)
第3部 まち(花街の建築/花街の町並み保存—祇園町南側の挑戦/
花街はなぜ生きつづけているのか—京都の文化創生と花街)
また、少し前になりますが、
京都市他主催で「京都創生」文化シンポジウム『京都発・花街の文化とまちづくり』
というのもひらかれたようです。詳細→http://tairyudo.com/tukan05/tukan5342.htm
