引退を見送って「探した」フィギュアスケート観 | 紅蘭紫菊雑記

紅蘭紫菊雑記

フィギュアスケートのことあれこれと、日常生活とを絡めて綴る雑記ブログです。

フォローは全て非公開、ノーいいね、ノーコメント設定にしています。



これまで、注目度が高かったスケーターたちの現役引退(引退という言葉以外の表現もあるがここでは統一し進める)を、各々異なる気持ちで受け止めてきた。


宇野さんの意向とコラントッテイベントで伝えてくれた「探」を絡めて、思い出してみた。


宇野さんの件はまた後ほど触れることにして、まずはこれまでのこと…



これから投稿するものは、個人的感想なので、読み手によっては違和感を感じる方もあるかもしれないけれど、最後までお付き合い頂ける方は、どうぞ…



ブルームーン



 浅田真央さんの場合


休養時期に考えたことは、

「このままプロスケーターとして活躍する道を選んでほしい」

これだった。

真央さんのスケートへの向き合い方や頑張りは、時としてかなり苦しいものに思えていたし、スポンサーや人気度実績を含めて十分なベースもあっただろうし…



しかし復帰をした時には、「応援したい」というよりも「応援しなくてはならないか!ファンとしては…」と思ってしまったのだ…

ある意味義務として観てしまうところも出てきた。


だから、現役を引退した時にはホッとして安堵感でいっぱい…だった。

サンクスツアーのみ観覧に行ったのは、それまでのワタシなりの「感謝」の気持ちがあったからだった。


真央さんのことはこれで一先ず自分なりに収めた。


エバラス33は、本当の意味で新しい真央さんを観覧出来る期待がある。だから観覧を決めた。



ショパン




 町田樹さんの場合


やっと応援したいスケーターが現れた…と思った矢先の電撃的な引退劇…

長野のリンクで清々しく引退発表をする町田さんの表情の傍らには、動揺する選手たちや観客がいて、ワタシは自宅のネットに貼り付いて見ていた記憶がある。

一撃かわされて、暫くは呆然としたけれど、「スケーター自身の人生だから」と最終的には客観的に考えるようにはなった。

ご贔屓スケーターだからということもあるが、あの引退劇はフィギュア史上最初で最後ではなかったかと…

プロスケーターとしてアイスショーに出演し始めたとはいえ、大学院卒業までという期間限定のスケーター人生をわかっていながらの観覧だった。


プロスケーターを引退するという、最後のカードを突きつけられたわけで…

10月まではその日を待ちながらも、何故かこれで終わってしまうという現実を突きつけられる日となるわけで…


しかし個人的にはフィギュアスケートとどう付き合っていくのか考えている最中でもあり、

ひとまずアイスショーには区切りをつけたのは、町田樹さんのプロスケーター引退がキッカケだった。


その後の活躍は見てはいたが、試合を楽しむ方向に流れてもいたし、コロナ禍になり別の楽しみに移行し始めた。


先日、町田樹さんバレエダンサーデビューの舞台を拝見した。

多忙な中、バレエを追求する姿勢は尊敬に値することだし、

久しぶりにその姿を観ることが出来たので、会場入りについては良かった、


が、やはりバレエダンサーとしての町田さんを今後も継続して観ていこうとは、正直思わなかった。真顔



フィギュアスケートとワタシを繋ぎ留めてくれた人物ではあったけれど、


フィギュアスケートから町田さんをみているわけ…だからワタシは「推し活」は到底できない質なんだと、改めて思うのだ。



ちょうど真央さんの休養、引退、町田さんの現役引退やプロ引退の最中にフィギュアスケートを楽しく観させてくれたのが、高橋大輔さんかもしれない。

毎度まいど、観に行くことはないけれど時折は観に行きたいスケーターの一人…



緑光



スケーターたちの引退や方向によって、その時その時に、「どうフィギュアスケートを観ていくか」をいつも考えていた。


宇野さんの引退の流れで出て来たこの手の記事…

またか〜とは思いながらも、コロナの影響だけでなく、フィギュア人気に関しては懸念する部分もなきにしもあらず…



アイクリの会員募集が、「随時受け入れ体制」になっている所でもわかる。10年前には考えられない状態だ。


フィギュア界のことを語っても…わからないことだらけだし、ワタシが出来ることだけを書いてみたい。



ワタシは推し活には消極的だけれど、唯一手放していないのは、会場入りと視聴になる。





フィギュア離れの中アイクリ会員になったというのは、多分

フィギュアスケートファンだからではないかな〜と気がつく。



令の風

スケーターの引退によって、フィギュア離れをする方々も当然存在するだろうけれど、推しスケーターの存在から、フィギュアスケートを観続ける人々が存在していってくれることを願うばかり…

そういっているワタシも、ここに到達するまでには迷い、また離れたりしたこともあったけれど、最終戻ってきた。



宇野さんが、トークイベントで掲げた
「探」は、アスリートたちの課題でもあるけれど、

凡人のワタシもフィギュアスケートを観ることに関しても「探」どう観ていくかを探っているわけで…



探ることは、生きている活力にもなるし、探った先に目標や目的が見えて挑戦するものもわかったりするのかもしれない。


14日の引退会見が、アーカイブに残っているようならば、視聴しよう。


前記事