正直、真央さんファンを卒業してからは、推しを推し過ぎずに沼ハマりはしないで見ていこうと秘かに思い続けた。
町田樹さんのフィギュアスケートへの姿勢や考え方に影響を受けて、アイスショーにも出向いた一方、ローカル試合やジュニア世代にも関心を持ち、
フィギュアスケートへの関心を深めていった。毎日がスケートのことで一杯で、
それを励みに日常を過ごしてもいた。
興味の赴くままに動いた
コロナ禍前。
かなり広く浅くフィギュアスケートを楽しませて頂いた。
一時期は、「現地観戦や観覧は金銭的にも厳しいし、チケット取りも精魂尽きるな」とかなり逃避状態に陥り、
コロナ禍とも重なって、情報のみを把握する程度になったし、コロナ禍により配信が増えたことが、よりフィギュアスケートと距離が出来たとも感じていた。
もちろんその間に他の楽しみも加わることにもなったし、フィギュアスケートは
第一義的なものでは
なくなりつつもあった。
推しさえいればそうならずにすむ?
?
推しがいれば、それがど真ん中にあるし、迷いもない分、
過去の苦い思いもある分、冷静さも隣に置きながら、ヌクヌクとホンワカできればとの立ち位置を取りたかった。
今もやや推しスケーターは何人もいるし、試合のライブ視聴や観戦も面白いが、かなり取捨選択するようにもなった。
世界フィギュアも閉幕したが、今季は、グランプリシリーズは、シングルの試合中心視聴、NHK杯とファイナルについてはしっかりと視聴した。
注目選手?推し?は、
鍵山優真選手、三浦佳生選手、佐藤駿選手だけれど、
ジュニア時代にローカルで目に留まった3人の成長を見ていくことを中心に、個性あるスケーターたちをみているので、
なんというか、真央さん時代とは全く違う感覚なんだな、きっと。
真央さん時代はキム・ヨナさんというライバル?がいて、
まさしく敵として観ていたが、2人とも引退後には、キム・ヨナさんの演技を見返したら、やはりその素晴らしさを再認識したりもした。
当時は真央さんにどうしても勝って欲しかったのだろうな…
そんな想いが強すぎていつもピリピリした応援をしてしまった…
だからある意味推し活に
燃え尽きてしまって…
フィギュアスケートを楽しめてはいなかったのだ。
あまりにも生真面目に一途になり過ぎてしまったから…
そんな中、興味関心を広げたことで出逢ったのが、
今は
鍵山選手、三浦佳生選手、佐藤駿選手になる。
昨シーズンは鍵山選手にとっては悔しく我慢のシーズンでもあった。
昨年5月のPIWで鍵山選手の演技を現地で観て、今季はどうか復調するようにと願いながらシーズンに入った。
一つ一つ階段をのぼるが如く調子を上げてきたその成長過程を、見させていただいている…
鍵山選手がいるシーズンは、やはりこちらのテンションも上がることも
再認識した。
三浦佳生選手や佐藤駿選手も然り…
3人の成長過程を楽しみにしているので、どちらかと言えば、試合で観たいスケーターたちになるだろうか…
だから3人が不在であるアイスショーも「観たい」と思ったら足を運ぶのだ。
一時期はフィギュアスケート熱も冷え始めていたけれど、
こうしたスケーターたちの存在を知ったことで、トロ火ながらも視聴や観戦熱も保ち続けている。
来季には、試合の生観戦も1度でいいからしたいものだ…(1日のみ)
そう1年に1度でも、生観戦の機会があればあとは自宅観戦でも十分。
そんなスタンスでもいいと思い始めたし、細く少しでも長くフィギュアスケートを見続けるには、ワタシの場合にはそれが良さそうだ…
ジュニアでも上薗選手が気になるスケーターになったし、ゆったりとした気持ちで楽しんでいきたい。