プリンスのショータイムの進化とゲストスケーターの感想 PIW横浜2023 | 紅蘭紫菊雑記

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2023.5.4

今回のブリンスチームのテーマは、
ブロードウェイミュージカル!

しかも、音楽はミュージカル俳優たちの
歌声で日本語訳の歌詞で、
統一されています。

歌のパワーにスケートが押されなければいいなと思いましたが、

無駄な心配でした。

もともとミュージカル音楽とフィギュアスケートは相性がいいし、
アイスショーには
ウッテツケ…違和感なく
観覧出来ました。

生歌によるスケートは一曲のみ…
日替わりでの出演なので、やむを得ずのところかもしれません。


今回のブリンスの良さは、
まずは音楽

また、

音楽同様ショーの構成が
スッキリしていたこと。

生観覧から離れた5年の間のブリンスは、テレビ放送でのチラ見。

プリンスの演技はあまり視聴していませんでしたし、余計に違いを感じやすかったかもしれません。

オープニングからミュージカルの世界が飛び出し、ゲストスケーターの紹介はなし!これも良かった。

思わず
ぐっとくる瞬間でした。

10年前のプリンスが
初アイスショーだったあの当時の気持ちと、10年の時を経ての観覧での感慨深さが同時に溢れた瞬間でした。




プリンスチームも主役の
スタンスです。

チームの演目はソロやカップルも多く織り交ぜ、群舞を効果的に使っています。
メリハリありますしね。

しかもプリンスチームの一人ひとりの
表現力もスケーティングもアップ。

ソロなどは、ゲスト並みに
こちらに届く演技でした。

プリンスの演目の中に、
ゲストスケーターの演技が入る 
形ですが、

女性によるアナウンスで、ミュージカルの舞台のワンシーンのように、スマートに英語での紹介!

あの大型スクリーンによる ゲストスケーターの紹介も
悪くはないけれど、

ショーの流れが止まってしまいがち!

ショーの構成、演出も良かった。

しかもプリンスチームの個人の力が
アップしていることも実感。

リンク上の舞台装置の移動も
少なくなって
慌ただしさもなく、まさしくショーを観ることに集中出来ました。




リーダーの小林さんは、
目を引きますし、

セリフありのパフォーマンスも
パワフルでした。

高橋さんの同期ですが、
少しでも長くショーマンで
いてほしいです。

全体的に衣装も良し!

べた褒めですが、

好みはあれど、
ワタシが観たプリンスの中では、
一番良かったのではないでしょうか…

と思えたショーでした。

歌い手は違いますが、
「時が来た」の歌が好きだなあ

良かったー


アイスショーも一つのエンタメだと
考えるところがあり、

ショーの構成や音楽、流れなどが
気になる方でして、

アイスショーが単なるゲストスケーターが滑るショータイムではなく、

フィギュアスケートを用いたその良さを生かしたショーとして、楽しめるものであってほしいと、
長年思い続けていたものですから…




さてゲストスケーターの感想も
個人的な想いを添えながら簡単に
記録しましょう。順不同。 
ニュースも含めました。

ゲストスケーターでは、新シーズンに向けての演技披露もありますね。
住吉りをん選手もそのようでした。



確かにオリエンタルだけれど、

エネルギッシュさも

若さも感じました。


小学生の頃から見てきた選手なので、

頑張ってほしいですね。



真凜選手も、伸びやかな動きで

今回のナンバー良かったです。






友野選手は、「ラ・ラ・ランド」

プリンスのテーマに合わせての選曲でしょうか…後半のステップの加速力が凄まじい!友野選手の魅力ですね。


三浦佳生選手は、新ナンバー

三浦選手らしいワイルドさのある

ナンバーでした。

顔が男っぽくなったでしょうか!


久しぶりの樋口新葉選手。

休養を経ての競技復帰。

新葉選手らしく、パッションとハートを

感じる演技が見られるようにと、思いながら観ていました。



本田さん…荒川さんと二人

お互いの存在がよい影響を

与えているようで、


今年もプリンスでの演技披露と

なりました。本田さんを見ていると、

コーチ業に解説、また演者としても

長年リンクに立っているのは、

若い世代の励みにもなりますね。


それは荒川静香さんにも言えるかと…

「メモリー」素敵なメイクと衣装で、

ミュージカルの世界観を滑りました。



荒川さんは、演じる

引き出しが多いですね。


さて、樋口新葉選手同様

お久しぶりの鍵山優真選手

オペラを使った演技ですが、

いや〜見入りました。


新感覚的な鍵山優真選手。

競技会から離れている間に

きっと多くのことを吸収した様子


ジャンプも徐々に戻しつつあるとのことで、無理はしてほしくないけれど、

競技会で是非観たい選手の一人です。


 





トリは宇野昌磨選手!

新ナンバーも滑るとのことで、

さて、この回はどうだろう!と

思いつつ待ちました。




曲調に合わせたキレキレ感はあるけれど、宇野選手の個性でもある
ウネウネ感もミックスされ、
しかも
時折見せる野獣感!

とかく、ハードなナンバーは、
荒っぽさだけが際立つ感じになりがちだけれど、あの独特のウネウネ感の賜物。

競技会プロにする確率は低いようですが、EXナンバーとしても、
わりと好きかなあ〜飛び出すハート

ダイジェスト動画



字数多くなったけれど、あと少し!

ふれあいタイムの代わりの
トークタイムと写真撮影。

トークはプリンスチームメンバーと
ゲストスケーターが日替わりで登場。

今回は本田武史さん、友野選手、宇野選手でした。

写真は自分用に撮影したので割愛!
写真撮影したかったら、プレミアムシートですかね。ワタシはショー観覧中心なのでスタンド席で十分です。


急遽決めたPIW観覧。
終了後には、凄く満たされて
幸せな気持ちになりました。
アイスショーを観て感じたいのは
こんな気持ち。

割と辛口評価をするドライさがある
タイプですが、
行ってよかったですよー。


アイスショーは、ゲストスケーターは大切なポイントですが、ショーそのものの
内容も観覧決定には
リサーチしたいでしょうか…

特別な推しがいないからこそ、
何を観たいのかを考えられますかね。


アイスショーはエンタメの一つとして、
ファンの括りを捨てて、選んで観たいと
考えています。



長々とお付き合い有難うございました。