洋梨を描く(*^_^*)。 | 水彩画家 菊地和広のブログ

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水彩画家として、新作の紹介や 日々感じたことなどを綴っていけたらと思っております。

みなさんいかがお過ごしでしょうか。

 

周りに風邪をひいている方が多いみたいです(*_*)。

 

昼間、寒いかと思えば 夜は生暖かかったり…(今晩はまたべらぼうに寒いみたいですけど)。また カラッと乾いている日もあれば、しとしと雨の日もあるので体調を崩しやすい季節ですね( ̄▽ ̄;)。

くれぐれもご自愛ください(≧▽≦)。

 

先日、こんな絵を描きました(*^_^*)。

 

 

タイトルはまだ決めていません。サイズは35×19センチ。

近所のスーパーで手に入れた洋梨を描いてみたものです。

 

 

久々に静物を描きました。

出来としては、どうなんだろう…可もなく不可もなく、といったところでしょうか。

元々は、教えている教室でのテキスト用として描きおろした作品でもあり、もっとあっさり仕上げるつもりだったのですが 途中、例のハブラシスプラッシュがきれいにキマッたものですから、つい入れ込んでしまいました。

教室では平素、私が撮った風景写真を基に描いてもらっていますが、年に1,2度、こうした静物や人物を題材にしています。

風景だけだとどうしてもマンネリになってきますしね。

女性は花やこうした果物などがやはりいいみたい(#^.^#)。

またお孫さんがいらっしゃる方はお孫さんを描きたがるし(^_^;)。出来た絵を観てお孫さんが喜ぶかどうかまでは想像がつかないみたいですけど…( ̄▽ ̄;)。

てっきり喜んでくれるものと思い込んで 出来た絵を孫に見せたら逆に手厳しいことを言われた、という報告も聞いております。

みなさんも重々お気を付けください。

 

今回はこの洋梨をどう見せようか、と いろいろと思案しました。

窓辺の光のなかで、やさしい雰囲気にしたい…というイメージがまずありまして…

用意したのが、かご(*^_^*)。

 

花屋さんの片隅で見つけた、ざっくりした質感がとても素敵なかごです。

ディスプレイ用で、売り物ではなかったようなのですが 譲ってほしいとお願いしたら快く譲ってくれました。

花屋さんに感謝です(^^♪。

このかごに 元々持っていた布をかぶせて、洋梨をころっと置くことに。

 

布で覆うと せっかくのかごの質感が隠れてしまいますが、やはり モチーフと、こうしたファブリック的なものを組み合わせた時のやわらかさ、清潔感はまた特別です。

透明水彩でこの布の質感を出す、というのがまた 簡単ではないのですが、狙っていた光とやさしい雰囲気は出せたかな、と思っています。

 

室内画において こうした舞台装置をいろいろと考えて、絵になるシチュエーションを創ってゆくのもまた 絵を描くうえでの楽しみのひとつです(*´▽`*)。

 

ではまた(^_^)/