3月から、新しい職場に異動し、
再スタートをきることになりました。
 
今の職場に一年しか居なかった。
ここは頑張ったと思える部分と、明らかに評価されてないと思う部分。
 
全てが学びの材料だけれど、
事実であることと、事実じゃないことを、
綯い交ぜに捉えられていることの違和感が半端ない。
 
 
それでも見ていてくれる人は必ずいると言い聞い聞かせて、
新しい再スタートを切りたいと思います。
 
 
*******************************************
「結局、日を再び昇らせるための方法は、
夜というものをあまりつかみすぎないことです。
「夜は去っていくものだ」ということを知らなくてはなりません。
 
すなわち、自分を憐れむ気持ちといち早く訣別しなければいけないのです。
「この世から捨てられたような自分」という考えを、早く捨てなければなりません。
「自分も素晴らしい仏の子なのだ」という自覚を持ち、
その自覚に支えられて生きていくこと、とにかく前に進んでいくことが大事です。
 
ある人があなたのことを悪く言っても、別の人はよく言ってくれることもあります。
どちらが真実かは分からなくても、ただ前に進んでいくことです。
あなたがどのような人間であるかは、棺おけの蓋が閉じられたときに、
はっきりと分かるのです。
(中略)
自分をそう弱く見せないことが大事です。そして、決して自己憐憫はせず、
淡々と自分の王道を歩んでいくことです。ここに、日がまた登っていくための
秘訣があるのです。
(中略)
苦しいからといって、その反動で、大きなことをやろう、人に何かを見せようとしてはいけません。
そうしたことをすると、さらに大き反動が来て、いっそう自己嫌悪の道へと入っていくこともあるのです。
(中略)
あなたが本当に必要な人であり、社会に有為な人であるならば、いつまでも放っておかれることは
ありません。必ず声はかかります。
勝海舟のように、「七年も十年でも待て」とは言いません。
おそらくは半年か一年のうちに、あなたが再評価され、用いられるときが来るでしょう。
その時のために、口や行動を慎み、自らの内を磨いていくことが大事です。
こうした「確かな足取り」で日々を歩むことが、苦悩と対決し、
それを克服していくための導きの一つとなるのです。
                      (書籍「不動心」  第3章「苦悩との対決」より抜粋)
 
*************************************************