昨日、SKE48の松井珠理奈さんが卒業発表しましたね。

 

以前に松井珠理奈さんの記事を書いたので、こちらも併せて読んでください。

  ↓

[SKE48]頑張らなくてい。ーSKE48エース、松井珠理奈さんの功績を讃える。

https://ameblo.jp/kazenogotoku777/entry-12538459132.html

 

昨日のチームS「重ねた足跡」公演で一部出演し、

楽曲を歌い終わった後、

後輩たちが育ってきて嬉しいと話した後に、

「私、松井珠理奈は、SKE48を卒業します」と、涙を流さずに笑顔で言ってましたね。

でも、あまりにシーンと静かなので

「え!ちょっとちょっと静かにならないでよ」と、笑いながら取り繕ってましたが。。

 

劇場公演には、2015年に卒業した、元キャプテンの中西優香さんと佐藤実絵子さん、

大矢真那さんが駆けつけて、卒業発表を見守ってくれていましたね。

 

その直後にshowroom緊急配信では、

卒業コンサートが9月に行われること、

10月5日の劇場公演が最終公演になることも明かされました。

 

 

 

1週間くらい前に、

珠理奈が「公演に一部出演させて頂くことになりました、珠理奈押しの皆絶対観てね」と、

告知している時に、予感はありましたが、、

思ったよりすっきりした表情での発表だったので、

少しホッとしました。

 

卒業については、2017年に大矢真那さんが卒業した時に、

自分のことも意識したようですね。

 

そこから2度の休養期間があったので、たくさん悩んで考えたのでしょう。

たくさん悩んで考えて、珠理奈が自分で出した結論ですから、

私たちファンは、何も言うことはないです。

最も、私自身は普段はNGT48推しなので、

「お前が言うな」と言われそうですがw

 

元々、私はSKE48の在宅ヲタだったのですよ。

恥ずかしいので、誰にも言えなかっただけです(^^;)

 

でも、11歳でデビューしてから、ここまで11年半、

アンチの印象操作や握手会攻撃、ネットでの叩かれ様など、

アイドルとしては壮絶な生き様でしたが、

2008年に窮地だったAKB48を救ったのは、紛れもなく珠理奈だったと思います。

(まだランドセル背負ってた小学生だったんですからね(・・;))

 

 

まだデビュー前だと言うのに、前田敦子さんとダブルセンターに大抜擢され、

たった一人でAKB48の練習場に現れた珠理奈を見て、

最初は「誰だこいつ?」という空気の中、明るく「お願いします!」と挨拶した珠理奈。

練習場の裏で必死にレッスンしているのを見て、

最初に珠理奈に声をかけたのは、篠田麻里子さんでした。

 

後に、篠田麻里子さんは、珠理奈への15歳の生誕祭の手紙で、こう述懐しています。

 

「ある日、突然、名古屋から11歳のあなたが、大声ダイヤモンドの選抜として現れた時、 
正直私達はどう接すればよいかわかりませんでした。 
でも、あなたは泣き言を言わず、私達についてきてくれました。
あなたがホームシックになっているとき、あなたを守ってあげたいと思いました。 
あれから4年。SKEのトップとしての重圧、玲奈ちゃんとの競争、
いろんな物があなたに乗っかっていると思います。
もっと楽になりなさい。 
重たい荷物は、みんなで手分けして持ちましょう。」と。

 

なんていいお姉さんなんだ(つД`)ノ

 

大声ダイヤモンドの選抜の時、握手会はまだ一列に並んでのものでしたが、

珠理奈だけ握手してもらえないことが多かったと聞きました。

心ないファンに泣かされた珠理奈を守ろうと、SKE48劇場支配人だった湯浅氏が盾になり、

ヲタの皆さんは名古屋と東京を行き来したことも聞いています。

 

こんな背景が多々あったのですから、強くならざるを得なかったのですよね。

公演やライブで当日の急遽変更があっても、文句も言わずに振りを確認し、

完璧に本番に臨む姿。

誰よりも自分を追い込み、歌もダンスもバラエティも、

完璧にこなす姿。

倒れてもまだレッスンする姿。

どんなにSNSで叩かれてるのを見ても、

それは裏の背景まで理解していない人がすることであって、

SKE48のメンバー達や、一緒に仕事した業界の人たちからは、かなり評判はいいんです。

 

でも、幼さが残る姿でデビューしたのですから、

スタッフや年上の一期生達が、珠理奈を教育していた部分はあります。

 

これは1、2、3、4、よろしく!の時。13歳。

 

 

特に、松井玲奈さんは、言葉を選ばずに厳しく教え込むこともありました。

松井玲奈さんは「ああ、誰かが言ってあげないといけないんだと思いましたね」と、

後に語っていますね。

時に暴走するのを止め、考え方や言葉遣い、生活態度など、

同じ一期生だからこそ、教え込めることがあった。

共にSKE48のセンターとして走り続けてきたからこそ、言えることもあったでしょう。

実際、珠理奈は玲奈さんには頭があがらなかったようですね。

 

大声ダイヤモンドの後も、度々AKB48のセンターに選ばれることがあった珠理奈。

 

  ↑

これはAKB48の28thシングル「UZA」の時の写真。

大島優子さんとのダブルセンターだったんですよね。

(これが15歳ですよ!15歳!全然見えないですよね(^◇^;) 大人び過ぎてるw)

 

  

 ↑

これは2010年のドラマ「マジスか学園2」。15歳。

 

 

 ↑

SKE48がNHK紅白歌合戦に初出場した2012年。15歳。

司会の嵐からダジャレを求められて、

「こう、迫力(紅白)のあるステージにしたいです!」と笑ってましたね(^^;ゞ

 

2015年のドラマ「マジスか学園4」。看護師の役でした。17歳。

(こんなヤンキー上がりの看護師がいたら怖いですけど(^◇^;))

 

同じく2015年のSKE48の18thシングル「前のめり」の写真。18歳。

松井玲奈さんラストシングルでしたね。

 

2017年のドラマ「豆腐プロレス」。19歳。

 

 

2018年の世界選抜総選挙の時。20歳。

 

この時の振る舞いや態度が物議を醸し、

体調を崩してしまって2度目の休養に至ったわけですが、

このステージを見ていると、泣きながら歌唱しているのが分かります。

ステージ上で異変に気付いた高柳明音さんと松村香織さん、須田亜香里さんらに付き添われ、

湯浅支配人に抱き抱えられてステージから撤退した姿を見てて衝撃でした。

人前でこんな姿を見せたのは、相当だったんだな、と。

極度の重圧とプレッシャー、

SKE48にとって念願の名古屋ドーム開催なのに、AKB48主催というもどかしさ。

舞台裏では、SKE48の楽曲が少なくてキレていたようですが。。

(まあ、AKB48選抜総選挙だからしかたないよねw  でも、気持ちは相当分かるんだぁ)

 

 

 

 

 

常に、SKE48のエースとして、

そしてAKB48グループの先頭を走り続けてきた、松井珠理奈さん。

 

残りのSKE48人生を、悔いのないものにしてほしいですね。

 

卒業発表してからというもの、

Twitterでは、珠理奈へのねぎらいの言葉や、感謝の言葉を出す、

メンバー達の声と、卒業生達の声。

業界の人たちの声。

同じ一期生として活躍した、矢神久美さんや、桑原みずきさん、

それから、出口陽さん、平田璃香子さん、松村香織さん、木本花音さん、

平松可奈子さん、柴田阿弥さんなども、続々コメントを出しているのを見て、

これが、本当の松井珠理奈さんへの評価なんだと思いました。

たくさんの人に愛されてる珠理奈。

青春の全てをSKE48に駆けて、走り続けてきた、その姿に、

私も心から、「お疲れさま」と言ってあげたいです。

 

 

 

 

うーん。世代交代が進むなぁ。。

 

 

 

 

今日はこの曲で締めます。

「制服の芽」公演曲、「恋を語る詩人になれなくて」。

SKE48の公演曲の中で、私が一番大好きな楽曲です。なんとなく珠理奈にぴったりだと思います。

なんとなく、ね。

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校庭の楡の木陰 リルケの詩集をめくり
唇が動いている

君は今 胸の奥にどんな悩みを抱えて
そよ風に吹かれるのか?

遠くから気づかれず
そっと守ってあげたい
眼差しは君を暖かくするよ
太陽

恋を語る詩人になれなくて・・・
言葉を飾るより 無口な僕でいる
恋を語る詩人になれなくて・・・
ときめきは ときめきのまま
野に咲く花であればいい

紺色のセーラー服リボンを結び直して
微笑んで走り出した
その場所で見つけたのはきっと答えではなくて
青春という名の道

すぐそばを 過ぎて行く
ほのかな石鹸の香り
振り向けば 君のその後ろ姿に
木漏れ日


語るだけで消えてしまいそうな・・・
伝えることよりも 大事なものがある
語るだけで消えてしまいそうな・・・
切なさは 切なさのまま
愛おしい花であればいい

恋を語る詩人になれなくて・・・
言葉を飾るより 無口な僕でいる
恋を語る詩人になれなくて・・・
ときめきは ときめきのまま
野に咲く花であればいい

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