24日の月曜日の午後、いつもの片頭痛ではない、あまりにも後頭部が痛く手足に力が入らず何もできなくなって、近くの脳外科に行った。
そこの先生から「一応念の為」と言って、救急車で国立病院へ回された。
天井が回る感じで、目も開けられなかった。
手足は冷たく、MRIを撮っている時も、ガチガチ歯が鳴った。
点滴が始まって暫くすると、目が開けられ手に温かさが戻って来た。
「2~3日入院して経過を見ます」担当の医師から言われたが、もうかなり復活してきたし、翌日重要な用があったのを思い出して「帰ります」と無理を言った。
「ダメです。責任を負えない」(未破裂頸椎動脈乖離の疑いだったらしい)
すったもんだして翌日もう一度MRI検査して、異常がなければ帰っていい事を取り付けた。
救急外来の入院室には、先にご婦人が一人入院されていた。
ベッドが足同士対面でも、広い部屋なので遠かった。
ふと見ると赤い点滴がぶら下がっている。
え?あれは?
看護師さんの「輸血」という言葉に、あれが輸血の現場なんだと初めて知った。
考えてみれば点滴状態で行う事ぐらい分かるはずだが、考えた事なかったので「へぇ~、あれが輸血」と、血を目の当たりにして、少し怖かった。
私は1ヵ月後に超音波の予約はあったが、翌日帰る事が出来た。
若い頃会社に献血車が来て、献血した。
その後チャンスがなく、数年前献血しようとしたが、年齢制限があってしないままになってしまった。
一人に何袋も使うのがよく分かった。
だから不足するんだ。
ところで入院翌朝、院長回診ならぬ脳神経内科医長回診のように、一番上位の医長?を先頭に、主治医、他に3~4人の若い医師団が私の経緯を聞きに訪れた。
症状が珍しかったのかな?