以下で紹介しております記事は2018年4月に投稿させていただい

内容ですが、新たな年を迎えましたので、ここに改めて「こすもすの会」

について紹介させていただきます。

  

        『こすもすの会』へのご案内です。

 

今回は、こすもすの会のパンフレット(ご案内資料)の内容について

ご紹介をさせて頂きます。会へは自由参加ですので参考にされて下さい。

 

           グリーフケア

        (griefcare = 喪の仕事) 

 

      〈身近な人を亡くした者の集い〉

 

          こすもすの会

 

             ご案内

 

          「こすもすの会」の理念

 

   私達の会は、身近な人と死別した悲しみから立ち直るために

   同じ体験を持つ者同士が心のなかを語り合い、お互いに支え

   合おうとするものです。

 

   愛する身近かな人の死は、人生最大ストレスと言われ、その

   影響は心身に及び、体内の調整機能(ホメオスタシス)が低

   下して、不健康(病的)な状態になると言われています。

 

   悲しみと立ち向かいながら、再び「新しい生き方」を見い出

   せるように、安心して語り合える一時的な〈止まり木〉とし

   ての役割を目指します。

 

   一回だけの参加・続けての参加、どちらも自由です。

 

         「こすもすの会」の経緯

 

   私達の活動は、平成3年度〈とちぎホスピス運動を進める会〉

   のセミナー「遺族の心・残された者たちへの配慮」の学びの

   中から生まれました。

 

   このセミナーに参加した遺族が、「精神科医」平山正実氏を

   始め会員の協力と支援のもと、1年の準備期間を経て、平成

   4年1月23日(第1回)死別体験者の集まり遺族の自助グ

   ループ「こすもすの会」が誕生しました。

 

   参加をいただいている方達は、病気や事故・自死などで大切

   な方を亡くされた悲嘆の過程を、共に歩んでくださっていま

   す。

 

              「定例会」    

 

   毎月一回(8月を除く)

    第2日曜日 

    時間   13:30~15:30

    参加費  参加したときに500円

    開催場所 宇都宮東生涯学習センター

         宇都宮市中今泉 3―5―1

         TEL 028―638―5782

 

    問合わせ TEL 0285―56―0841(こすもすの会 世話人/菊地)

            相談等、お気軽にご連絡下さい。

 

         「最後に星野富弘氏の言葉より」

 

    よろこびが集まったよりも悲しみが集まった方が

    幸せに近いような気がする。

 

    強いものが集まったよりも弱いものが集まった方が

    真実に近いような気がする。

 

    幸せが集まったよりも不幸せが集まった方が

    愛に近いような気がする。

 

 

               2018年 4月 7日  ブログ管理人

 

  P.S  今、深く大きな哀しみを抱えながら日々を過ごされている皆様へ

 

        愛する大切な人を喪い、言葉にできないほどの辛く苦しい

        どうしようもない気持ちを心のなかに溜め込みながら日々

        を過ごされている皆様がゆっくりでも一歩ずつ確実に明日

        へ向かって、穏やかで和やかな気持ちになれますように、

        心からお祈りしております。

 

        私事ではありますが、このブログ管理人は三年前の桜の咲

        く頃に、愛する大切な人が旅立ってしまい、深く大きな哀

        しみと周囲からの何気ない言葉に傷つきながら日々の生活

        を何とか維持していましたが、目の前に起きた現実を認め

        られずに、辛く苦しい想いをして来ました。

 

        ですが、哀しみから逃げる事なく、しっかり向き合うこと

        を心で意識しながら生活をしてゆくなかで、沢山の気付か

        される事もあり、悲しい別れから三年という月日が流れて

        ようやく、心に穏やかになりつつあるような気がしていま

        す。今の皆様の哀しみの内容や状況なども誰ひとりとして

        同じではないと思いますが、睡眠、食事、音楽を聴くなど

        での心の安定などがとても大切ですので、どうか皆様ご自

        身のお身体を御自愛下さい。

 

        そして、愛する大切な人がどのような想いで、心の様子で

        旅立って行ったのかは、残された人間が感じ取る事はとて

        も辛く悲しく苦しい事ではありますが、遥か遠く違う世界

        から、こちらを見守っているかも知れない愛する人の為に

        も、一度限りの人生という旅を続けている自分自身の為に

        も、精一杯、強く、前向きに生きてゆくということが大切

        なことに思えてなりません。

 

                   令和6年1月13日(金)

                  こすもすの会 世話人 菊地

 

  追記

    大切な家族を遺して期せずして旅立っていった愛する人の

   気持ちには、計り知れないものがあります、また、やりたか

   った事、出来なかった事など沢山あったのではないのでしょ

   うか。

    愛する大切な人を見送り、そして遺されたされた私たちの

   深く大きな哀しみにも、言葉に出来ないものがありますが、

   遺された人間にとって、旅立って行った愛する大切な人の分

   まで、精一杯、今日という一日一日を、大切にしながら生き

   てゆくことではないのかとの思いを、強く感じてしまうもの

   があります。