すわったままで
知らない土地を歩くことが旅であるなら
通り過ぎた刻々を振り返ることもまたひとつの旅
今は目にすることも叶わぬふるさとの山や海
青春の眩しい狂気 あるいは頬に触れた風
北の岬 雨宿りした山小屋
木漏れ日 渓谷の星
夜更けの電話 言葉 そして魔法
遠い国の竹笛のようにこころ揺らすものたちへ
再び帰り来たらぬ時間の中で
一枚の羽のように漂うほんのひとときの旅
大きく深い息をひとつついて
ゆっくり目を開ければ
もうそこが終着駅
すわったままで旅を旅するなら切符はいらない
でも改札を抜けるとき何気なく振り返るといい
そこに古いジーンズと新しいシャツの
若い日の自分の旅姿に出会うかもしれない
旅に出かけよう
今まで知らなかった 自分自身と出会うため
いまから
すわったままで
通り過ぎた刻々を振り返ることもまたひとつの旅
今は目にすることも叶わぬふるさとの山や海
青春の眩しい狂気 あるいは頬に触れた風
北の岬 雨宿りした山小屋
木漏れ日 渓谷の星
夜更けの電話 言葉 そして魔法
遠い国の竹笛のようにこころ揺らすものたちへ
再び帰り来たらぬ時間の中で
一枚の羽のように漂うほんのひとときの旅
大きく深い息をひとつついて
ゆっくり目を開ければ
もうそこが終着駅
すわったままで旅を旅するなら切符はいらない
でも改札を抜けるとき何気なく振り返るといい
そこに古いジーンズと新しいシャツの
若い日の自分の旅姿に出会うかもしれない
旅に出かけよう
今まで知らなかった 自分自身と出会うため
いまから
すわったままで