土曜日の午前、電話がありました。
電話番号は050-・・・・、IP電話?
今でもIP電話、あるんですね。
掛けなおしてみると、
”こちらは電話リレーサービスです”との答え。
電話リレーサービス?
聞いたことがある、ある、思い出した。
聴覚や発話に困難がある人と通訳オペレータを
介して電話で双方向のコミュニケーションをとる
サービス、公的サービスのようです。
ただ、こちらからはかけられないとのこととで、
再度利用者がこのサービスでかけてくるのを
待っていると、1時間後かかってきました。
まずは電話リレーサービスの人から
”つないで宜しいですか?”と聞かれ、
”お願いします”とお応えすると、
”通訳の○〇ですが・・・、
タック・タッチを利用されている方から
タック・タッチの質問です”
”はい、承知しました。どのような内容でしょうか?”
”ちょっと、お待ちください”
ー手話で利用者と話しているようですー
”タック・タッチを購入したいとのことのようですが、
どうすれば購入できますか? とのことです”
”承知しました、まずは腕時計型とストラップ型があり、
色も7色あるのですが、何されますか”
”少々お待ち下さい”
ー手話で利用者と話しているようですー
・
・
・
このようなやり取りが続き、お支払の方法、送付先の
情報などのやり取りをし、ほぼお応えしたのですが、
最後に、
”タック・タッチをどこでお知りになったのか、聞いて
いただけますか?”とお願いすると、
”わかりました、少々お待ちください”
ー手話で利用者と話しているようですー
”既に2台持っているとのことです、腕時計型と
ストラップ型を”
”そうでしたか。タック・タッチの利用者様だったの
ですね。ありがとうございます、とお伝えください”
そうするとタック・タッチのCDマニュアルは不要
ですね。化粧箱も不要ですか?”
”少々お待ちください”
ー手話で利用者と話しているようですー
”CDマニュアルは不要です。使い方はばっちりだ
そうです。化粧箱は付けてください、とのことです”
”承知しました”
電話リレーサービス、調べてみると、
日本財団電話リレーサービスが運用しています。
通訳者は利用者のところにいるわけではなく、
スマホなどを使って遠隔で通訳をしているのですね。
なるほど、便利ですね。
逆手話ができればいいですね。
私の言葉を手話の映像に替えてくれれば、
スマホのビデオチャットで、直接利用者さんと
コミュニケーションができますね。
多分、もうすでに研究レベルではできていて、
実用化はまもなくのような気がします。