タック・タッチ 利用者からのお便り(2) 電話リレーサービス! | 触感時計『タック・タッチ』のブログ

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視覚障害者用携帯時計、触感時計”タック・タッチ(Tac-Touch)”に関するブログです。

土曜日の午前、電話がありました。

 

電話番号は050-・・・・、IP電話?

今でもIP電話、あるんですね。

 

掛けなおしてみると、

”こちらは電話リレーサービスです”との答え。

電話リレーサービス?

聞いたことがある、ある、思い出した。

 

聴覚や発話に困難がある人と通訳オペレータを

介して電話で双方向のコミュニケーションをとる

サービス、公的サービスのようです。

 

ただ、こちらからはかけられないとのこととで、

再度利用者がこのサービスでかけてくるのを

待っていると、1時間後かかってきました。

 

まずは電話リレーサービスの人から

”つないで宜しいですか?”と聞かれ、

”お願いします”とお応えすると、

 

”通訳の○〇ですが・・・、

 タック・タッチを利用されている方から

 タック・タッチの質問です”

 

”はい、承知しました。どのような内容でしょうか?”

 

”ちょっと、お待ちください”

 ー手話で利用者と話しているようですー

 

”タック・タッチを購入したいとのことのようですが、

 どうすれば購入できますか? とのことです”

 

”承知しました、まずは腕時計型とストラップ型があり、

 色も7色あるのですが、何されますか”

 

”少々お待ち下さい”

 ー手話で利用者と話しているようですー

このようなやり取りが続き、お支払の方法、送付先の

情報などのやり取りをし、ほぼお応えしたのですが、

最後に、

 

”タック・タッチをどこでお知りになったのか、聞いて

 いただけますか?”とお願いすると、

 

”わかりました、少々お待ちください”

 ー手話で利用者と話しているようですー

 

”既に2台持っているとのことです、腕時計型と

 ストラップ型を”

 

”そうでしたか。タック・タッチの利用者様だったの

 ですね。ありがとうございます、とお伝えください”

 そうするとタック・タッチのCDマニュアルは不要

 ですね。化粧箱も不要ですか?”

 

 

”少々お待ちください”

 ー手話で利用者と話しているようですー

 

”CDマニュアルは不要です。使い方はばっちりだ

 そうです。化粧箱は付けてください、とのことです”

 

”承知しました”

 

電話リレーサービス、調べてみると、

日本財団電話リレーサービスが運用しています。

通訳者は利用者のところにいるわけではなく、

スマホなどを使って遠隔で通訳をしているのですね。

 

なるほど、便利ですね。

 

逆手話ができればいいですね。

私の言葉を手話の映像に替えてくれれば、

スマホのビデオチャットで、直接利用者さんと

コミュニケーションができますね。

 

多分、もうすでに研究レベルではできていて、

実用化はまもなくのような気がします。