昨日調子が悪かったので、今日録画分見ました。今回はロシアの偉大な詩人・プーシキンをめぐる旅で、プーシキン博物館や貴族学校などを訪ねました。私は残念ながらプーシキンの作品は読んだことはありません。図書館で「スペードの女王」などが並んでいたのは見たことがあります。あと、少女漫画でプーシキンを題材にした作品を読んだことがあります。「ブロンズの天使」、「少女革命ウテナ」のさいとうちほさんの作品ですね。途中まで読みました。

 

 

 

博物館は番組で180年前のものと紹介されていましたが、保存状態がいいのかとてもそう見えなかったです。100年ぐらい前な感じでしたね。たくさんのプーシキンの草稿も、保存がよくてイラストなどもとてもうまかったです。日本ではあまりプーシキンは有名な作家ではありませんが、ロシアの人にとっては親しみ深い作家であるようです。毎年その命日にはたくさんの人が集まるというのは、太宰治の桜桃忌みたいなものかなと思いました。最後は決闘で命を落としたというのも、伝説になる亡くなり方だと思いました。プーシキンのいた貴族幼年学校も、部屋は狭かったですが、内装など美しく上品で、あちらの貴族文化の端を見た思いがしました。プーシキンはフランス語とロシア文学の授業は一番だったのに、物理と数学はゼロと、極端で問題児だったようです。でもそうした人でも立派に世の中を渡っていけたのだから、なんでもできなければならないとは限らないと思いました。

 

次回はロシアバレエの特集のようです。あとこの番組の今期のものは二回で、いよいよ終わりに近づいてきました。ではまた。