約6年間、家族で乗ってきたホンダ・ステップワゴン スパーダを売却しました。
子どもの送迎や買い物、家族旅行など、たくさんの場面で活躍してくれた車です。広い室内や両側電動スライドドアは便利で、長く乗るつもりで購入しました。
ただ、これからの生活を考えると、大きなミニバンを維持し続ける必要性は以前より下がっていました。
そこで、維持費を抑えやすく、今後の生活に合った軽自動車へ乗り換えることにしました。
最初の査定額は約350万円
まずは現在の価値を知るため、ある買取業社に査定を依頼しました。
提示された金額は約350万円。
「6年乗った車が、こんなに高く売れるの?」
と驚きました。
十分に高い金額だと感じましたが、その場では契約しませんでした。一社だけの査定では、その金額が本当に高いのか判断できなかったからです。
この350万円を、今後の判断基準として持ち帰ることにしました。
MOTAを利用して合同査定を実施
その後、リベシティのノウハウ図書館で、MOTAや合同査定について調べました。
合同査定とは、複数の車買取会社に同じ日時、同じ場所へ来てもらい、同時に車を査定してもらう方法です。
私はChatGPTにも相談しながら、当日のルールを決めました。
- 他社の査定額を伝えない
- 希望額を先に言わない
- 諸費用を含めた最終手取り額で比較する
- 各社に最終金額を一斉提示してもらう
- 最も条件の良い会社へ当日売却する
強く値上げ交渉するのではなく、各社が公平に競争できる状況を作ることにしました。
車の情報をPRシートにまとめた
査定士に車の状態を正確に伝えるため、A4用紙一枚のPRシートも作成しました。
記載したのは、次のような内容です。
- ワンオーナー
- 修復歴なし
- 禁煙車
- ペット同乗なし
- 定期的なオイル交換
- タイヤとバッテリーの交換時期
- コーティングの施工歴
- 主な装備
- スマートキー2本
- 取扱説明書や整備記録簿あり
「極上車」などの主観的な表現は使わず、確認できる事実だけをまとめました。
PRシートだけで査定額が上がったとは言えませんが、整備履歴や装備の伝え忘れを防ぎ、すべての会社へ同じ情報を伝えることができました。
査定前に車をきれいな状態に
合同査定の前には、洗車専門店で外装と内装をきれいにしてもらいました。
車内の私物を降ろし、ETCカードを抜き、ナビの自宅登録やBluetoothの接続情報なども整理しました。
車検証、自賠責保険証明書、整備記録簿、スマートキー2本なども準備し、条件が合えばその日のうちに契約できる状態にしました。
合同査定の結果は360万円
合同査定当日は、複数の担当者が車の内外装、エンジンルーム、タイヤ、装備などを確認しました。
質問には正直に答えましたが、事前に受けていた350万円という査定額は伝えませんでした。
各社には、最終手取り額を名刺の裏などに書いてもらい、一斉に提示してもらいました。
その結果、最高額は360万円。
最初の査定額から、さらに10万円高くなりました。
この10万円は、強引な交渉で得たものではありません。
複数社が他社の金額を知らない状態で、本気の最終額を提示できる仕組みを作ったことで生まれた差だと考えています。
契約では反省点もあった
高く売れた一方で、契約時には反省点もありました。
振込日や引渡し後の減額条件、名義変更については確認しましたが、譲渡証明書や委任状など、必要事項が十分に記入されていない書類へ先に実印を押してしまいました。
本来であれば、書類名、使用目的、車台番号、相手方、委任内容などを確認し、完成した状態で押印するべきでした。
また、契約書の走行距離が当初25,800kmになっていましたが、確認して25,750kmへ訂正しました。車台番号にも途中で修正がありました。
小さな誤記でも、その場で確認することが大切だと学びました。
知識より、行動が結果を変えた
私は車業界の専門家ではありません。
交渉が得意なわけでもありません。
それでも、
・査定を申し込む。
・一社で即決せず比較する。
・合同査定のルールを決める。
・車の情報を整理する。
・契約書を確認する。
・分からないことを質問する。
こうした小さな行動を積み重ねたことで、納得できる売却につながりました。
今回の経験を通して感じたのは、知識を得るだけでは結果は変わらないということです。
調べたことを実際に行動へ移したとき、初めて価値が生まれます。
現在、合同査定の詳しい進め方、実際に使える案内文、PRシート、契約前チェックリスト、実印を押す際の注意点などを、Kindle本としてまとめています。
車を売る予定のある方にとって、少しでも参考になればうれしいです。
ちなみに契約後、予定どおり360万円全額の入金も確認できました!