「ハチ公 今日もドンヨリ曇り空だぜよ、まぁ、雨が降っていないだけでも儲けものかもなぁ~(笑)。それにしても、今朝も気温が低くて寒かったぜよブルブル。朝一番にストーブを炊いた大家だったぜ(笑)。でも、ちょっと前に、部屋の空気も暖まったようなので、ストーブは消した大家だがな(笑)。でも、昨日同様の、着ダルマの格好をしていらぁ~(笑)。」
「さいでやんすねぇ~、寒い日が続きやすねぇ~。
夏の7月がもう、目の前にきているってぇのに。今年の6月の寒さは驚きでやんすねぇ~。農家の人は、天候不順で大変でやんしょうねぇ~。昨日までの大雨で、熊本地方も大変だったことでやんしょうねぇ。気温が低くて、寒いなんて云ってられねぇでやんすね。」
「この花は、スミレかと一瞬思っていたんだが、どうも桔梗らしいぜよ。
スミレは植えた記憶が無いんだが、帰郷はあるからなぁ~(笑)。
桔梗と云えば、すぐ思い出すのは、明智光秀だぜよ。彼の家紋は、桔梗の紋だったからなぁ~。明智光秀は、落ち武者狩りに襲われて、竹やりで死んだということになっているが、一説にゃ、徳川幕府の影将軍と云われた「天海大僧正」だってぇ逸話が、残っているぜよ。」
「その話は、あっしも知っていやすよ(笑)。歴史ってぇのは、大家さんが大好きで、あの山岡壮八の「徳川家康 全26巻」を若い頃に読破したようでやんすよ。そのときゃ、余りにも長い小説なので、いったんは読むのを止めたようでやんすが、いやいや、ここまで読んできたんだから、全26巻を読み切るのは、今しかねぇかもと、心機一転、頑張って読破したそうでやんすよ。この本を読んでから、それまで想っていたタヌキおやじの徳川家康像が、すっかり変わったと云っていやしたでやんすよ(笑)。」