周囲のほぼすべてを
アスファルトや人工構造物で固められた
そんなまちなかの空は
薄い水色
空色の色鉛筆で描いたような
スモッグだったり
空までひとの手が入っているように想うけれど
それでも夏の空はこんなイメージ
プールから見上げた空
学校の行き帰りに
電車の窓から見た空
蝉とともにある日常風景
暑いあついと汗を腕で拭きながら
歩くとき
いまでは陰を探して歩くから
あまり見なくなった空
チビ達に水筒や
帽子やと
声かけに必死
暑いなとしか思えない日常
それでも同じ空
もうすぐチビ達のクラブも夏休み
そうしたら
みんなで楽しい空になる
きっと
それもいつものことだから