ふわりとした違和感。
5月にミルヒがお空に還り6月が訪れた時に初めて気付いた感覚。
『ミルヒがまるでいない月がやって来る』
5月まで毎日当たり前のようにそこにいた日々がぱたんと終わり更新されなくなった。
13年動いていた時が止まってしまった。
もう6月の日付でミルヒの写真や記録は決して記されることはない。7月も8月も…この先ずっと。
カレンダーをめくるたびに虚しく悲しく、言いようの無い気持ちに陥る。
まるでいない夏が来て夏が終わり、短い秋から冬になる。
間もなく2024年が終わる。
ミルヒは確かに生きていた。
今年まで、力強く生きていた。
ミルヒが過ごした最後の年が終わってしまう。
明日からはミルヒがまるで知らない新しい年が始まる。2025年にミルヒの思い出が作られることはない。
サヨナラ、サヨウナラ。
私とミルヒが最後に過ごした大切な1年。
ずっと忘れない。

