介護中のみなさまお疲れ様です。

今日の八代は快晴。

とてもいい天気。

私も元気。

 

腰と足のからだの痛みが激しいので

久しぶりにあとからマッサージに行く予定。

 

 

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今日は仕事のあと

 

母の面会いってきたんだよ。

 

今日の表情はよさそうだったので

「あれ、今日は調子よさそうだね」と言ったら

「kちゃんがきたから良くなった」と嬉しいことを言った。

 

え?いまkちゃんて私の名前よんだ?と思ったので

 

「え?いまなんて?」ともう一度聞いてみると

 

「kちゃん」というので

 

「私が誰かわかるの」というと

 

「〇〇k子ちゃんでしょ」惜しい、〇〇は旧姓だ!

しかし続けて

「〇本k子ちゃん?」と名前をちゃんと言えた。

 

しかし侮ってはいけない。

kちゃんと呼びながら、姉と思ってることも多いため

慎重になる。

手放しで喜んではいけないと思いながらも、

姉さんではなく

私(娘)と認識していることは本当に久しぶりだったので

 

かなり嬉しかった。

 

あまりに嬉しかったので饒舌になる。

少し話をした。

 

 

なんの話からか、話が私の仕事の話になった。

「んー、実はさ、仕事場で私、いじめられてるんよ」

つとめて明るく笑って言った。

 

「え?」

母の顔が曇った。

「まさか」「こんなにいい子なのに?」

 

(なんで今日はこんなにいいひとなんだ、母)

 

「いやいや、たぶん、トロいとか、なんか理由はわからんのやけど」

「いじめられてるんだ・・」

と言いはじめたら

また思い出して涙が出てきて。

 

すると母が

「もうやめなさい」と言った。

 

「お金に困ってるわけじゃないでしょう」

 

いや、そんな裕福じゃないよ。

どっちかって言わなくてもビンボー。

それにお金だけやなくて。勉強のためにも行ってるから・・

 

と私が言うと

彼女が黙る。

 

「女ってさ、そゆとこあるじゃん。

上司の人とか、利用者さんはみんないい人なんだけどね。

すごくよくしてくれるんだけど。」

 

というと母も

うんうんと頷く。

彼女もまた、女性からは

「上品ぶっている」「お高くとまっている」「若ぶっている」

など、常にご近所やPTAや集まりで、女たちの陰口や悪口の標的であったので。

 

「女ってそゆとこあるから。」

うんうんと頷く母を見ながら。

私はモヤモヤしていた気持ちもすべてが抜けていくのを感じていた。

 

いじめられているということを、母に話したのは勿論初めてで。

でもそこで母が、

まるで「子を守る母」のように。

いじめられているこどもに、そこを辞めなさい、なんていうなんて

思いもしなかったから。

 

話を変えた。


 

家の外に咲いたチューリップの写真を見せる。

「一輪咲いたよ、あとのはまだなんだけど」

 

 

ああ、キレイねと

母がいう。

 

 

ほら、このプランター覚えてる?咲いたのはまだ一輪なんだけど。

というと

母は

うん、おぼえてるという。

 

そして目を細めてこういった

 

「お父さんに見せたいね」

 

一瞬、ドキっとした。

「おとうさんて、だれお父さん?」としれっときいた。

 

「明正さんたい」(私の父)

 

ああ、今日は本当になんて上出来の日なんだ。

(ここでいつもなら祖父の名前が出るので)

 

「おとうさんはどこにおられるんでしょうねえ」

 

とまた寂しそうに言う。

 

言葉につまる。

一昨年に27回忌をしたよと

入院してから何度言ったかわからないけど

もう仕方のないことで

退院して部屋に戻れば、遺影がそこにあるから

この母の言葉も、少しずつ、また変っていくだろう。

 

そうそう

退院も決まったよ。

 

目を輝かせる。いつ?

来月という言葉に少しがっかりしつつも

少し楽しそう。

 

まずは何したい?温泉でしょ?と私がいうと

 

温泉、いかなくてもいい。

 

という。

 

なんで?好きでしょ?と言うと

 

「温泉いくより」

「kちゃんに何かしてあげたい」

 

こんなセリフ

言ってもらえるなんて

認知も進行してると言われてる、

いつもなら私を姉と呼ぶ母に

こんな風に子ども扱いしてもらえるとは。

 

某ばいきんぐではないが

「なんて日だ!」

と言いたかった。

 

私と母の

たった10分の今日のストーリー。

 

でも、今日の八代の快晴の空よりも

私の今の心は

久しぶりに晴れ渡っていて

いい風が吹いているんだ。

 

泣く日もあるけど。

いい日もあるね。

嘘かもしれなくても

報われる奇跡のような瞬間もある。

 

今日の、10分の奇跡に、感謝します。

ありがとうございます。

 

こんな日がずうっと続いたら。どんなに幸せだろうね!!

嬉しくて

200年でも介護できちゃいそうな気持だよ。