先週気になった仮想通貨関連のニュースを、まとめてご紹介します。

 

 

 

■外部リンク:GIZMODO「ある日を境に姿を消しちゃった最悪なNFT詐欺ワースト7(2022年1月版)」(2022/2/5)

去年あたりから仮想通貨界隈で最大のバズワードとなった感のある、「NFT (非代替性トークン)」

ただ、まだまだ全然新しいジャンルということで、まさしく玉石混交。

この記事では、その「石」の方でも特に悪質なモノを取り上げています。

皆さんも、くれぐれもご注意を。

ちなみに、この記事の2021年12月以前のバージョンは多分なかったはずです。

 

 

■外部リンク:CoinPost「カナダKPMG、ビットコインとイーサリアムを購入」(2022/2/8)

世界四大会計事務所のひとつ、KPMG

そのカナダ法人が、ビットコインとイーサリアムを購入した模様。

なお、いくらでどのくらいの数量を買ったのか、は不明。

 

 

■外部リンク:CoinPost「「仮想通貨は加速度的に普及へ」=米ウェルス・ファーゴ銀レポート」(2022/2/8)

米金融大手ウェルズ・ファーゴのレポート。

仮想通貨投資は、現在「早いが、早すぎることはない」段階にきていると、WFIIは捉えている。その背景には、世界的に見た仮想通貨の普及率が急速に高まっていることがあるようだ。」

「WFIIは仮想通貨の普及が、加速度的に高まる時が近づいているのではないかと見ている。」

(「WFII」は、ウェルズ・ファーゴの投資アドバイス部門)

(余談ですが、「Wells Fargo」の日本語表記は、「ウェル"ス"・ファーゴ」よりも「ウェル"ズ"・ファーゴ」の方が一般的。)

 

 

 

■外部リンク:CoinPost「ビットコイン揺り戻しも500万円台で推移、機関投資家のフローは3週連続の流入超過へ」(2022/2/9)

仮想通貨ファンドに対する機関投資家の資金フローが、3週連続で流入超過となったとのこと。

ただし、ビットコインやマルチアセットが流入超過となる一方、イーサリアムはいまだ流出超過が続いているようです。

うむむ。

 

 

■外部リンク:CoinPost「ロシア政府、新たな規制法案で暗号資産を「通貨」認定か=報道」(2022/2/9)

前回取り上げたインドと同様、ロシアでも仮想通貨の規制をどうするのか? といったあたりが注目されています。

その中、政府と中央銀行が作っている法案の中で、仮想通貨を「資産」ではなく「通貨」として定義していることが明らかになったそうです。

これが本当なら、業界にとっては複数の意味でポジティブなニュースとなりそう。

……どうでもいいですが、見出しの「暗号資産を「通貨」認定」って、なんだかヘンな感じです笑

 

 

 

■外部リンク:コインテレグラフジャパン「北京冬季五輪会場で人民元デジタル決済がVISAの取引量を上回る=報道」(2022/2/11)

中国のCBDC (中央銀行デジタル通貨) であるデジタル人民元は、北京五輪会場で実証実験的に使用されています。

その取引量が順調、とのことですが、

「しかし、中国の中央銀行のデジタル通貨である人民元(e-CNY)で購入できる小売店の多くは、オリンピックで選手、ジャーナリスト、スタッフが隔離される「バブル方式」の外に位置している」

そうなので、まだまだ中国人ユーザーによる利用の方が多そうな感じ?

 

 

■外部リンク:CoinPost「米コインベース、大手投資会社One Riverと提携」(2022/2/12)

コインベースは、アメリカ最大の仮想通貨取引所。

このほど、「3,000億円に相当する資産を運用する大手ヘッジファンド」であるワンリバー・アセット・マネジメントとの提携を発表。

また、

「米Bitwiseの調査によると、投資顧問が運用するクライアントのポートフォリオについては、仮想通貨へのアロケーション (引用者注 : 「配分」のこと) が2020年の平均6.3%から2021年の9.4%に増えた

とのこと。

 

 

 

■外部リンク:コインテレグラフジャパン「米インテルがブロックチェーン技術開発に注力 仮想通貨マイニング用製品を年内に発売予定」(2022/2/13)

米半導体大手のインテルが、

仮想通貨マイニングに特化したエネルギー効率の高いアクセラレーターを年内に発売する」

そうで、今後のマイニングの安定性や効率性の向上につながる、のかも。

 

 

■外部リンク:コインテレグラフジャパン「欧州委員会の金融部門トップ、デジタルユーロ法案を23年初旬に提出すると発言」(2022/2/13)

こちらも、CBDC (中央銀行デジタル通貨) の話題。

EUがデジタルユーロについて検討することが、公式に明らかになった格好。

全て順調に進んだ場合の予定は、次のような感じです。

「23年後半にはプロトタイプが完成する見込み」

「承認が得られれば、25年までに発行の準備が整う可能性」