先週気になった仮想通貨関連のニュースを、まとめてご紹介します。
■外部リンク:コインテレグラフジャパン「ビットコイン価格下落の中、採掘難易度は過去最高を記録」(2022/1/24)
ビットコイン (BTC) の採掘難易度が、史上最高を更新しました。
ごくごく単純に考えれば、難易度の上昇はマイニングが活発に行なわれていること、ひいてはビットコイン需要が拡大していることの証左。
しかし、ご存知の通りビットコイン価格は冴えない展開が続いているわけで……、なかなか一筋縄では行きませんね。
■外部リンク:CoinPost「米マイクロストラテジー、ビットコインの減損を計上へ SECの指摘受け」(2022/1/24)
積極的なビットコインへの投資で知られる、マイクロストラテジー。
このたび米SEC (証券取引委員会) から、ビットコインの価格下落による減損を計上するよう指示を受けた模様。
米国の会計基準では、仮想通貨が下がったら減損処理する一方、反対に上がった場合にはそれを反映させるのはNGらしいのですが……、何だか釈然としないのは私だけでしょうか?笑
■外部リンク:コインテレグラフジャパン「反発の兆しか? 機関投資家向け仮想通貨ファンド、5週間ぶりに資金流入がプラスに」(2022/1/25)
仮想通貨ファンドに対する機関投資家の入出金が、5週間ぶりに流入超過に。
仮想通貨市場が底を打った兆し、と見ることも出来そうですが、はたして。
ただし、
「流入のほとんどは、ビットコインに対するものだった(1週間で1380万ドルの流入)。
一方でイーサリアムは流出が続き、1560万ドルの流出となった。」
と、少なくとも今のところ、ビットコインとイーサで明暗が別れているっぽい点には注意したいところ。
■外部リンク:CoinPost「米マイクロストラテジー、「これからもビットコインを購入へ」」(2022/1/26)
上にも出てきた、マイクロストラテジー。
既に124,391BTCを保有しているのですが、今後もビットコインを買っていく、今保有するものを売却する計画はない、という旨CFO (最高財務責任者) さんが発言しています。
ビットコイン価格がフラフラしている中での発言ってことで、なんとなく口先介入感も漂うのですが笑
■外部リンク:CoinPost「YouTube、NFTをサービスに導入する可能性を示唆」(2022/1/26)
YouTubeのCEOさんが、NFT (非代替性トークン) をサービスに組み込むかも、という主旨の発言。
なお、
「現時点では、NFTをどのように活用するのかなど、具体的な説明には踏み込んでいない」
とのこと。あくまでも「可能性」のお話、って感じでしょうか。
■外部リンク:コインテレグラフジャパン「ビットコイン下落でチャートがマクドナルドの形に Twitterで公式アカウントも反応」(2022/1/26)
ビットコインのチャートが、マクドナルドの「M」のような形になっている、とSNSで話題に。
エルサルバドルのブケレ大統領もこの話題に反応してたりして、なかなか面白い。
ただ、今さらではありますが、チャートの形が「M」ってことは、いわゆるダブルトップなわけで。
そう考えますと、これから上に行くのか下に行くのか、重要な分岐点にさしかかりつつある、といえるのかも?
■外部リンク:Bloomberg「メタ主導の「ディエム」が買い手求める、計画頓挫で-関係者」(2022/1/26)
メタ (旧フェイスブック) はステーブルコイン「ディエム (旧リブラ)」の開発を進めてきたものの、あちこちの規制当局からダメ出しを受けたり、なかなか前途多難。
そして、とうとうプロジェクトに見切りをつけたのか、メタが資産の売却先やエンジニアの転職先を探している、という話があるようです。
大きなインパクトでスタートした「ディエム (旧リブラ)」プロジェクトですが、このままフェイドアウトするのでしょうか?
■外部リンク:CoinPost「バイナンス、「単一ユーロ決済圏」の入出金を再開」(2022/1/27)
大手仮想通貨取引所のバイナンスが、昨年7月に停止していた「単一ユーロ決済圏」の入出金を再開しました。
ただし、
「まずは試験的に一部のユーザーが、日本時間の26日22時から入出金できるようになっている。」
「再開した後に様子を見て、全ユーザーが入出金を行えるようにしていく」
とのこと。
■外部リンク:CoinPost「露プーチン大統領、仮想通貨マイニングを認める意向か」(2022/1/28)
ロシアでは前週、中央銀行が仮想通貨の使用・マイニングを禁止する提案を行なった、というニュースがありました。
昨年の中国の件もありましたし、これからの動向に大いに注目が集まるところですが、プーチン大統領はマイニングについては許可する考えのようです。
その他の取り扱いについてはまだ分かりませんので、今後も何かと話題を集めることになるかも。