先週気になった仮想通貨関連のニュースを、まとめてご紹介します。
■外部リンク:コインテレグラフジャパン「米フィンテック大手ペイパル、独自ステーブルコイン「ペイパルコイン」を計画=報道」(2022/1/8)
ペイパルが、独自のステーブルコインのローンチを計画していることが明らかに。
今のところ、「ペイパルコイン」という名前で開発が進められているみたいですが、この辺りはこれから変更される可能性もあるとのこと。
ちなみに、米国企業なので当然ではありますが、米ドル連動型となる模様。
■外部リンク:coindesk JAPAN「ビットコイン、弱気の“デスクロス”に近づく──インフレ抑制が売り圧力」(2022/1/10)
「ブルームバーグの報道によると、米投資銀行のゴールドマン・サックスは、FRBが2022年末までに金利を少なくとも4回引き上げると予測しているという。」
この報道を受けてか、一時ビットコインは売りに拍車がかかる展開に。
■外部リンク:コインテレグラフジャパン「ブロックの求人情報から、ジャック・ドーシー氏のビットコイン計画が判明」(2022/1/12)
ツイッターの前CEOで、今はブロック社 (旧スクエア) を率いるジャック・ドーシー。
そのブロック社で、マイニング機器関連、そしてハードウェア・ウォレット関連の人材を募集しているようです。
■外部リンク:coindesk JAPAN「ドーシー氏、開発者を訴訟から守る基金提案」(2022/1/12)
もうひとつ、ジャック・ドーシーさん関連の話題。
ビットコイン (BTC) の開発者を法的に守ることを目的とした基金の設立を提案しています。
いやあ、ドーシーさんは本当に色々と動いているようで、ビットコインに相当肩入れしていることがあらためて分かりますね。
■外部リンク:コインテレグラフジャパン「パウエルFRB議長、デジタル通貨に関する報告書を近日中に発表と発言」(2022/1/12)
米FRB (連邦準備制度理事会) のパウエル議長が、デジタル通貨についてのレポートを数週間以内に発表する、と語りました。
この報告書の発表は予定よりも結構遅れていた、ということもあって、今回の発言はマーケットにポジティブに受け止められています。
■外部リンク:CoinPost「米コインベース、デリバティブ取引所FairXを買収」(2022/1/13)
アメリカ最大の仮想通貨取引所、コインベース。
今回、先物やオプション取引などデリバティブ取引を扱うフェアエックスを買収しました。
これによって、「コインベースが米国で仮想通貨デリバティブ取引を提供することが近づきつつある」と言えそうです。
■外部リンク:CoinPost「米テスラ、DOGECOIN決済を開始」(2022/1/15)
イーロン・マスク率いる電気自動車メーカー、テスラ。
彼がドージコイン (DOGE) のファンということもあり、以前にも決済手段として採用することを匂わせたりしていました。
で、今回そのテストが行なわれていることがリークされて、立て続けにドージコイン決済をスタートする旨をイーロン・マスクがツイート。
テスラのサイトでは「仮想通貨の中では、ドージコインのみ受け付ける」と書かれているらしいのですが、これは一時的なものなのでしょうか?
それとも、ずっとドージ一本で行くのでしょうか?
■外部リンク:CoinPost「ステーブルコインUSDC、イーサリアム上で競合USDTの供給量を上回る」(2022/1/15)
イーサリアム・ブロックチェーン上のUSDC (USDコイン) の供給量が、テザー (USDT) を上回ったとのこと。
これはあくまでもイーサリアム上限定でのことで、他のブロックチェーンを含めるとまだまだテザーの方が多いようで。
ですが、テザーはステーブルコインのトップシェアなわけで、今回その牙城の一角を崩した、という意味では注目したい記事です。