この一週間、例えばビットコイン (BTC) は先週やや下げてからはしばらくヨコヨコの動きが続いて、昨日あたりからやや上がってきた……のでしょうか。
仮想通貨マーケットは全体的に方向感に欠ける印象でしたが、まあ時期的にある程度は致し方ないところ。
予想についても、上目線のモノがあったり下目線のモノもあったり、といった印象。
■外部リンク:コインテレグラフジャパン「今後も下落続くか ビットコインアナリストが予想するシナリオは?」(2022/1/7)
ギャラクシー・デジタルのマイク・ノボグラッツCEO。
「ビットコインは38,000ドルから40,000ドルの水準で底値を見つけることができる」
アナリストのRekt Capitalさんも、同様にビットコインは4万ドル前後まで下がる可能性がある、と考えている模様。
その後、安値を切り上げていく「ハイアーロウ」のパターンを形成していくのでは、と見ているようです。
アナリストのスコット・メルカーさんも、ビットコインについて。
「価格は現在、28,600ドルと69,000ドルへの動きのゴールデンポケットにある」
「ゴールデンポケット」は、フィボナッチ・リトレースメント上における61.8%と65.0%の間のレンジのことで、「ロングまたはショートして反転を狙うのに最も有効な場所と考えられている」のだとか。
■外部リンク:コインテレグラフジャパン「著名投資家のレイ・ダリオ氏、2022年もビットコインには強気」(2022/1/7)
価格予想ではありませんが……。
世界最大のヘッジファンドであるブリッジウォーター・アソシエイツの創業者、レイ・ダリオさん。
2022年もビットコインに対して強気なスタンスを継続させるとのこと。
■外部リンク:コインテレグラフジャパン「2022年にビットコインは10万ドル、イーサリアムは5000ドルに=ブームバーグのアナリスト」(原文ママ)(2022/1/8)
ブルームバーグのアナリスト、マイク・マクグローンさん。
「今年ビットコインが10万ドル、イーサリアムが5000ドルに向かうだろう」
「ビットコインやイーサリアム、米ドル裏付けのステーブルコインが2022年も勢いを維持するだろう」
「バイナンスコイン(BNB)やソラナ(SOL)といった2021年に時価総額で存在感を示したコインは、その勢いを失う可能性がある」
……と、複数の銘柄について予想をしています。
■外部リンク:コインテレグラフジャパン「ビットコインは40700ドルで反発、史上最高値記録した9月の挙動を彷彿」(2022/1/10)
アナリストのRekt Capitalさん、2度目のご登場。
ビットコインについて、去年9月に底を打った時と同水準の価格帯で推移している点に注目している模様。
なお、去年9月には、底を打ってから「7週間後に史上最高値の69,000ドルを記録」しています。
さて、今回はどうなるでしょう?
これから上に行くにしても、はたまた下に行くにしても、重要なポイントとなるような気もします。
■外部リンク:コインテレグラフジャパン「ビットコイン価格は43000ドル付近に急騰、アルトコインに「本当の痛み」が訪れるとトレーダーが警告」(2022/1/12)
トレーダーのPentoshiさんは、アルトコインについて。
「アルトコインは下落トレンドを再開する前に上昇し、ブルトラップを形成する可能性がある」
「ブルトラップ」とは、上に抜けたかと思いきや、反転して下がっていくこと。ダマし上げ、というヤツですな。
また、具体的な銘柄としてひとつだけ、
「ソラナ(SOL)を取り上げ、50ドルから80ドルの間の大幅に下がった水準でのみ購入することに興味があると述べた。」
今のところ、ソラナは140ドル前後なので、ここから結構下げると予想しているようですが……。
■外部リンク:コインテレグラフジャパン「22年末のビットコイン価格は? JPモルガンがクライアントを対象に調査」(2022/1/12)
JPモルガンが顧客へのアンケートで「2022年末時点のビットコインはどうなるか?」と質問したところ、結果は次のとおりでした。
- 10万ドル以上 : 5%
- 8万ドル : 9%
- 6万ドル : 41%
- 4万ドル : 20%
- 2万ドル : 23%
- 1万ドル以下 : 2%
今年の始値はおよそ4万6千ドル強だったので、全体的には上昇トレンドと予想している人が多いような印象。
(このアンケートがいつ行なわれたかが分からないので、一概には言えませんが)
また、同社のマネージングディレクターであるニコラス・パニギルトゾグルーさんが
「BTCの適正価格は3万5000ドル~7万3000ドルになる」
というコメントを付け加えているのですが……、適正価格としてはちょっと幅が広すぎません?笑