■外部リンク:朝日新聞デジタル「そっぽ向くネコ、実は飼い主を気にかけている 50匹の実験で発見」(2021/12/15)
ネコがそっぽを向いているように見えても、実はちゃんと飼い主を気にしていることが実験でわかった、という話題。
これは、国内の研究者の方が50匹のネコを対象に行なった実験。
まず、部屋に一人きりにしたネコに、部屋の外のスピーカーから飼い主が呼んでいる声を5回流します。
で、面白いのがその後。
「間髪入れずに6回目の声を4メートル以上離れた室内に「瞬間移動」させて流すと、多くのネコは周囲を見回すなど、驚いた様子が観察できた。」
代わりに、赤の他人の声であったり、他のネコの鳴き声であったり、無関係な電子音であったりで同じように試してみたところ、このような反応はしなかったとのこと。
この実験から、ネコは聴覚で飼い主を認識している、ということがうかがえます。
ネコ好きとしては、なんだか嬉しくなってしまいますね。
それにしても、たくさんのネコを対象に実験をやり遂げた、というのは非常にご苦労されたんだろうなあ、と想像します。
何より「50匹」という数字に、かなり気合が感じられて素晴らしい!
なお、この研究者さんによると
「今後は、名前など声の内容を理解しているかを調べたい」
とのことです。
これまた楽しみな研究となりそうです。