この一週間のビットコイン (BTC) は、46,000~49,000ドルの間でフラフラと方向感なく動いているような展開。

ただ、前週よりもレンジが狭まっていたり、トレンドラインを上にブレイクした感があったり、新たな動きを予感させる……ような気もします。

 

 

■外部リンク:コインテレグラフジャパン「ビットコイン、クリスマスまでに10万ドル到達には「小さな奇跡」が必要」」(2021/12/20)

分析プラットフォームLookIntoBitcoinの創業者、フィリップ・スイフトさん。

「1年足MAは歴史的にかなり重要なビットコインのブル/ベアのピボットレベルであり、我々は今その上に座っている」

「私たちは反発し、強気を維持することに一票を投じよう」

後半は希望的観測ではありますけど、いずれにしても、今が重要な局面であると見ているようです。

 

アナリストのPlanBさん。

自身のS2F (ストック・フロー) モデルに基づいて、6月にビットコイン価格の予想をしていました。

10月まではほぼカンペキな予想だったのですが、12月末については「135,000ドル」と予想しており大ピンチ。

状況が苦しいことはご自身も認めているようで、次のようなツイートも。

"Bitcoin needs a small miracle for a 100K Christmas."

ビットコインがクリスマスに10万ドルに達するには、小さな奇跡が必要だ

 

 

 

■外部リンク:DMM Bitcoin「悲観ムードが続くBTC(ビットコイン)。底値が固くなってきた?」(2021/12/21)

いつもドル建ての話題を取り上げてばかりなので、たまには円建ての話題をご紹介。

ビットコインの展望について、「〈シナリオ1〉上昇の場合」と「〈シナリオ2〉下落の場合」の2つが書かれています。

あくまでも個人的にですけど、状況としては「〈シナリオ1〉上昇の場合」の方に傾きつつあるんじゃないかな……、と思います。

ということで、この〈シナリオ1〉の目標値を見てみますと、こんな感じです。

「上昇のターゲットプライスは、(e)の起点となる580万円付近、ここもクリアしていくようであると(a)の起点となる783万円を高値として(d)のサポート520万円の半値戻しとなる650万円が視野に入るだろう。」

 

 

■外部リンク:コインテレグラフジャパン「2022年に仮想通貨の普及を促進するのはFOMO=BlockFi共同創業者」(2021/12/22)

仮想通貨レンディング企業ブロックファイの共同創業者、フロリ・マルケスさん。

「ブロックファイの顧客の間では、「長期保有」が流行しており、顧客の38%が保有を予定しており、来年に仮想通貨エクスポージャーの削減(売却)を予定しているのは6%のみだ。」

などといった様々な統計データから、2022年の仮想通貨市場に対して楽観的な予測を立てているようです。

 

 

 

■外部リンク:コインテレグラフジャパン「エルドアン大統領のトルコリラ奇策でBTC価格が上昇 アナリストは「調整は終わった」と発言」(2021/12/22)

アナリストのマイケル・ファン・デ・ポッペさん。

仮想通貨マーケット、主にビットコインについて。

調整を終えた可能性が高い

「この状態が長く続けば続くほど、センチメントは早く反転する」

と、遠からず下落トレンドから上昇トレンドに切り替わる、と考えている模様。

 

 

■外部リンク:コインテレグラフジャパン「ビットコインはサンタクロースラリーを控え、ファンドが新年度の「ショートスクイーズ」を予想」(2021/12/23)

トレーディング会社のQCPキャピタル。

「連休明けから2022年にかけて流動性が薄まり、スクイーズ(上値の重い展開になる可能性が高い)が起こるという見方を維持している。」

ショートスクイーズ (大きな買いで売り手の損切りを誘発し、価格の上昇を狙うこと) が起こる可能性がある、と見ているようです (その場合も、上値は重いと予想してはいますが)。

 

 

 

■外部リンク:coindesk JAPAN「ビットコインとイーサリアムは「弱気なアジア取引時間」に下落傾向」(2021/12/20)

おしまいに、予想ではありませんが、仮想通貨のアノマリーを取り上げている記事。

ビットコインとイーサリアムについて、

2021年の上昇のほとんどは、アメリカの取引時間、具体的には米東部時間午前8時〜午後6時にもたらされた。

とのこと。

仮想通貨はアメリカのオンタイムに上がりやすい、という傾向があるようです。

なお、日本時間はアメリカ東部時間よりも14時間 (サマータイムの場合は13時間) 進んでいるので、日本時間に換算すると「午後10時~翌午前8時」となります。