先週気になった仮想通貨関連のニュースを、まとめてご紹介します。
■外部リンク：CoinPost「ナイジェリアがCBDC「eナイラ」を正式導入へ」（2021/10/25）
ナイジェリアで、CBDC (中央銀行デジタル通貨) の「ｅナイラ」が正式リリースされることが発表されました。
CBDC の正式運用は、バハマの「サンドダラー」、カンボジアの「バコン」に続いて３例目。
■外部リンク：CoinDesk「ProShares Seeks Waiver From CME for Position Limits on New Bitcoin Futures ETF: Report」（2021/10/25）
先日、アメリカで初めて承認されたビットコイン (BTC) 先物ETF (上場投資信託) を運用するプロシェアーズ。
同社が、このETFの対象となる先物を取り扱っているCME (シカゴ・マーカンタイル取引所) に対して、ポジション上限の緩和を要請したとのこと。
なお、ETF関連の需要増を背景に、CMEがバイナンスを抜いてBTC先物最大の取引所に、なんてニュースもありました。
■外部リンク：CoinPost「米国のビットコイン現物ETFの承認はまだ先か SEC委員長が投資家保護の必要性を強調」（2021/10/26）
ということで、盛り上がりを見せたビットコイン先物ETFですが、こうなるとビットコイン"現物"ETFの承認も期待を集めるわけで。
しかし、ゲンスラーSEC (米証券取引委員会) 委員長が依然慎重なスタンスであることが伝わると、こんな識者の意見も……。
「2022年後半には現物ETFが承認されることを望んでいたが、今は2023年以降になると考えを改めはじめた。
米議会が規制の枠組みを作るまでにどのくらいの期間がかかるかが不透明だ。」
■外部リンク：コインテレグラフジャパン「電気自動車のテスラ、仮想通貨支払いを再開する可能性があると言及」（2021/10/26）
テスラがSECに提出した文書の中で、ビットコイン等の仮想通貨について、再び決済手段として採用する可能性がある、と述べているそうです。
同社では今年５月にビットコイン決済の中止を発表していて、その時は仮想通貨市場が大荒れとなりましたが、はたして今度はどうなりますでしょうか？
■外部リンク：CoinPost「NFLのレジェンド、記念球返還したファンにビットコイン贈呈」（2021/10/26）
NFLタンパベイ・バッカニアーズのQB、トム・ブレイディ。
先日の試合で通算600回目となるタッチダウン・パスを決めているのですが、この時のボールがスタンドの中に飛び込んでしまいます。
これをキャッチした観客は、呼びかけに応じてボールをブレイディに渡したところ、そのお礼として様々なプレゼントと合わせて、１BTCがプレゼントされたとのこと。
オークションにかけられた場合は数千万円もの価格がつけられることもあるそうで、そう考えると良心的なお値段 (？) なのかも知れませんが、それでも羨ましい話です笑
■外部リンク：CoinPost「エルサルバドル政府、ビットコイン再び買い増し」（2021/10/28）
およそ１か月ぶり、５回めのビットコイン購入。
今回は420BTCを買い、これで合計保有額は1,120BTCに。
■外部リンク：コインテレグラフジャパン「去年8月に買った38万円の「シバイヌ」コイン、現在の価値は1760億円に」（2021/10/28）
柴犬のマークでおなじみのドージコイン (DOGE) のパロディコイン、「シバイヌ (SHIB)」。
今月になってからの急騰で、コインマーケットキャップのランキングでは一時７位に上昇して、DOGEよりも上位になってみたり。
■外部リンク：CoinPost「フェイスブックが「Meta」に改名、メタバース事業でNFT領域に参入か」（2021/10/29）
メタバース (仮想空間) を新たな事業の柱とする計画、のようです。
「なお、社名をMeta（メタ）に変更した後も、フェイスブックやインスタグラムといったアプリの名称は変えないとしている。」
……タイミング的に、検閲疑惑などの批判をかわすための社名ロンダリング、みたいな意味合いも強そうですけど笑
■外部リンク：コインテレグラフジャパン「フェイスブックの「メタ」へのリブランド、メタバース系の仮想通貨で上昇引き起こす」（2021/10/30）
ともあれ、フェイスブックが今後メタバースに注力することが明らかとなりましたが、それにともない、
- ディセントラランド (MANA)
- アクシー・インフィニティ (AXS)
など、メタバース関連銘柄の物色買いが見られました。
■外部リンク：コインテレグラフジャパン「イーサリアムは史上最高値を更新、「Altair」アップグレード完了を好感か」（2021/10/29）
イーサリアム2.0に向けたステップのひとつとなるアップグレード、「Altair (アルタイル)」が無事完了。
イーサリアム (ETH) 価格は一時およそ4,400ドルまで上昇して、史上最高値を更新しています。
■外部リンク：コインテレグラフジャパン「『イカゲーム』に触発されたトークン登場、数日間で4万5000％の上昇 ｜ 詐欺疑惑も浮上」（2021/10/30）
「Netflixの人気ドラマ『イカゲーム』に触発されたトークン「Squid Game（SQUID）」が今週初めに登場し、数日間で4万5000％の上昇をみせた。」
スクイッド (Squid) は、英語で「イカ」という意味。
ただし、以下のような指摘もあるようなので、くれぐれもご注意を。
「しかし、複数の投資家はこのトークンを売却することができないと報告しており、詐欺ではないかとの疑いも出ている。」