■外部リンク:GIZMODO「そうだよね、声も使えるよね。Googleが「音声認識決済」をテスト導入だって!」(2020/5/28)

 

Googleの、音声で決済を認証する新技術について。

 

これは「Voice Match」と名付けられているもので、アメリカの一部ユーザーを対象に試験的に導入されている段階なのだとか。

指紋認証、手のひら認証、顔認証、虹彩認証などなど、ヒトの身体の一部を使って認証するシステム、いわゆる生体認証というモノは、いかにも研究者の魂に火をつけそうな魅力的なテクノロジー、というイメージ。

ヒトの声についても、既にSiriとかAlexaなど、音声アシスタントが割りと一般的な存在になりつつあるけれど、それをお金のやり取りを認証するのに使おうとするとなかなか難しいようで。

「設定ページに「似た声の人、ユーザーの声を録音した音声でも認証してしまう可能性あり」という注意書きがあるとおり、まだまだ完成品の本導入ではないということを忘れずに。」(上記記事より引用。強調は原文)

手足に指紋があるように、声にも声紋ってモノがあるそうだけど、何となくこれって体調の良し悪しで簡単に変わってしまうような気がする。

でも、じゃあ体調の変化によるブレも認識させようと設定を甘くしちゃうと、今度は声真似まで認識されてしまいそうな。

そのあたりのバランスをどうするか、が難しいんだろうな、多分。