「きょうのニャンコ」の片耳ジャックで田代島が一気に全国区になりましたが、次に話題になったのが愛媛・青島でした
話題になり始めた当時は猫100匹くらいだったのが観光客が押し寄せ、キャットフードを与えるようになり食糧事情が格段によくなったのが災いしたのか一昨年あたりには200匹以上に膨れ上がりました

メス猫を巡ってオス同士の決闘で負けたオス猫がストレスが原因なのか子猫を噛み殺・すこともしばしばあり、子猫のバラバラの死・体を片付けなければいけないケースも発生し、また島民も高齢化が進み、この先面倒をみるのが困難になるために去年、老猫・子猫を除く全頭に去勢・避妊手術が行われました
これで10年後には島の猫は数匹までに緩やかに減っていくはずでした

ところが島民の一部が飼っていた猫約10匹を一斉手術の時に隠していたために手術しておらず、そこからまた一気に増える可能性もあるようです

 

 

 

 

島民6人、猫220匹。2014年頃に大洲市の職員を交えた住人の話し合いで猫の世話係が3人決められましたが、今は猫のお母さんと呼ばれる女性1人で200匹以上の世話をしています
昨年5月の連休中に猫のお母さんが転倒して骨折し、入院のため島を出ましたが幸い、同月中に島に戻ったようです
とはいえ、この人も70才くらい。一人であと10年、猫の世話を続けられるかどうか体力的にも厳しいものがあり、「猫の楽園」とはマスコミの極めて無責任で表面的な、耳障りのよいキャッチフレーズに過ぎないと思っています

今年に入ってついに島民は6人から5人に減りました
コロナの影響で観光客の来島にも一部規制措置があり、島民居住区は立ち入り禁止となっています
仮に陽性の観光客が来島し、住民に感染した場合、5人は高齢者のために島が全滅する危険性があるためです

 

 

 

この画像は「猫のお母さん」におんぶされてる島猫

猫たちの世話を一手に引き受けている「猫のお母さん」は猫たちに

とっては文字通りお母さん
おんぶされている猫が小さい子供に見えてきます