
このあたりは数年に渡り4回訪れている。
2001年冬はメグワル族の村に一週間滞在。

こんな丸いパオのような形をした家に住んでいます。
何しろ、昔々インド大陸が隆起して陸になった地帯。
未だに土壌は塩分を含み作物の生育は望めない砂漠地帯。
15世紀頃中央アジアから南下してきた遊牧民が定着。
砂漠で何もないところに住む人々は自らを色とりどりに飾り、この丸い家の壁も絵が描かれる。

丸い家は部屋が一つで中の壁もこんなに楽しい。

お台所は丸い家の別棟、トタン屋根の小屋。
メグワル族のおっかさんと10年前の私。

このあたりに住むラバリ族の背中がオープンのブラウス。
大きなスカーフで覆うので開いてて涼しい???
20年前頃、背部分にTシャツを縫いつけ着用していました。
オレンジの地布はシルクなので痛みが出始め、着るのを止めて眺めています。
このカンジャリは私の大好きなタイプで刺繍がひときわ繊細。


こんなのもあります。
昔はスカートも大きなショールも型染め、絞り、刺繍など全て手仕事でしたが、
今では華やかな柄のプリント布が主流


ラバリ族は普段は黒が多い。
何とかの神の喪を意味しているとか?

白のターバンはラバリ族の男性。
どこの民族も民族衣装を何時までも着続けるのは女性。想い入れがある?村の保守制?
このあたりも他の民族の男性は
インド、パキスタンの男性が着ているロングブラウスにパンツがほとんど。

村の協同井戸
電気もガスもない地帯なのでもちろん水道もない。
少々塩っぽい水。少女たちの一日の大切な仕事。

この風景がインドで私が一番好きなもの
重いもの(水がめ)を頭に載せて歩くから自然と背筋がピンとしてきれい!
インドのあちこちで見られる風景です
特に他地域の緑の畑で赤いスカーフを風になびかせて歩く後姿に何時もため息・・・

昔は子供たちもお母さん手作りの刺繍、ミラーなどの飾りで覆われた服だった。
今では明るいプリント柄の布が市場で安易に手に入る。
だが、カラフル好みは変わらない。
滞在したメグワル族の家にも13歳の娘がいましたが刺繍はしたことがないとか・・・
時はドンドン去り変化するが、でも想いは変わらない。
民族衣装もアクセサリーも中央アジアのウズベキスタンの伝統のスタイルが変化している。
パキスタン、アフガンニスタンの砂漠地帯に住む人たちもルーツが同じ。
似ているが少し違う。
昔々は国境などなかったからね・・・