常識というか、疑ってみたが良いのではという指摘があります。
「幕府は、征夷大将軍を首長とする武家の全国政権で、鎌倉・室町・江戸の三つしかない。それが日本人の常識である。ところが政治思想史の渡辺浩氏が、鎌倉・室町の両武家政権が存在していた同時代、それを『幕府』と呼んだ例はない、江戸時代も寛政年間、(一七八九~八O一年)以前の文書に幕府の語が現れるのは珍しく、一般化したきっかけはく 江戸後・末期の後期水戸学にあるとしている」(『武士の日本史』)
次の年金はなぜ2カ月単位かという問いかけにはたじろぎました。2カ月単位であれば事務処理がおおまかに半分になるのではないか、それは安上がりだからと説明される前に納得しています。新聞の投稿欄からです。
「年金給付なぜ2カ月単位か 76歳
サラリーマンをはじめとする就労者は通常、給与や賃金は毎月支払われ、収入と支出を1カ月単位で把握するのが一般的だ。現役時代、わが家もそうだつた。単純明快で家計のやりく、りとしては好都合だと思う。しかし、国民年金をはじめとする公的年金は、2カ月ごとに1回、2カ月分をまとめて給付している。私も年金受給者だが、2カ月単位での収支のやりくりは長すぎる。わが家は受給月に半分を下ろし、翌月に残り半分を下ろし家計を調整している。一度に全部下ろすと、つい使い過ぎて後半 に支障をきたしかねない。今や4人に1人が高齢者の時代。隣近所の高齢者からも「2カ月ごとでは困る」という声を聞くことがある。なぜ生活費の年金がいまだに2カ月ごとなのか。不思議でならない。」(2018年8月20日西日本新聞)
金銭管理が不便だということなのか。使う身になってということでしょうか。