2021年11月12日公開作品(77分) (G)

ストーリー

山田珠子は、息子・忠男と二人暮らし。毎朝決まった時間に起床して、食事をとり、決まった時間に家を出る。庭にある梅の木の枝は伸び放題で、隣の里村家からは苦情が届いていた。ある日、グループホームの案内を受けた珠子は、悩んだ末に忠男の入居を決める。しかし、初めて離れて暮らすことになった忠男は環境の変化に戸惑い、ホームを抜け出してしまう。そんな中、珠子は邪魔になる梅の木を切ることを決意するが……。父親代わりの梅の木が運んでくれた〝小さな奇跡〝とは……。


出演

加賀まりこ、塚地武雅、渡辺いっけい

監督

和島香太郎

助演俳優

森口瑤子、斎藤汰鷹、林家正蔵、高島礼子





昨日から観始めて
今朝早起きして観終わった作品です。

息子ちゅうさんを演じる塚地さんと
母親を演じる加賀まりこさんのやりとり
心があたたまりました。

ほっとする作品を観たかったので
選んで正解でした。
最後のほうでじんわりと涙が出ました。


道にまで伸びてしまった梅の枝が邪魔で
ご近所に迷惑をかけていて苦情がきていて。
私も切った方がいいよなって思っていて。

そんなふうに最初思ってしまった私は
あとから恥ずかしい気持ちになりました。



ちゅうさん(忠男さん)は毎日の決まった
ルーティンがあってそれは絶対に変わらない
こだわりなんですね。


変な人と思ったら変な人だけど。
でもユニークで面白い人と思ったら
楽しいです。


最近この歳になって変な人と思うよりも
ユニークな人だなぁと思ったほうが
人生楽しいなってことに気づきましたにっこり



ちゅうさん、この先を心配している
お母さんを安心させたい様子だったし。
友だち思いな優しい性格だと思います。

正義感がちゃんとあって言うべきことは言う
友だちのやったことは黙っていて
理不尽なことをやられても
やり返さないところ良かったです。
いいところたくさんありました。


未来に希望が持てる終わりかたも良かった。
素敵な作品でした。




お付き合い&ご訪問
ありがとうございました。