やったー、風船が膨らんだ! | ネコに学ぶ・・うちにはいないけど

ネコに学ぶ・・うちにはいないけど

昭和23年生まれ。
太極拳を稽古したり、韓氏意拳を学んだりしています。
ヒモトレを知り、マンサンダルまで来て、
面白いことを探す毎日の忘備録

ネコはワガママに見える。

ネコは好奇心で動いてる。

そこが私と似てるところ。
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今日のヒモトレ講座のテーマが、

呼吸だったので、

図書館の本ですが、

電車で読み始めました。

でも、少し読むと、

部分のトレーニングというのが、

なんか私むきではないという気がして、

 

気になってるこっちの本に乗り換えてしまいました。

雑草の研究者の本です。

(この著者の2冊目)

もちろん雑草について書かれているのですが、

人生論のように読めてしまいます。

雑草を育てるのは難しいということは、

前の本で読みました。

 

この本では、

生物の進化は勝ち抜いたものではなく、

正規分布の隅っこにいるはずれものこそが、

新しい進歩を作ってきたということが印象的です。

 

人間の脳は「たくさん」が苦手なので、

整理するために、

平均や順番、序列などを使うらしい。

しかし、

自然には優劣や序列はないのです。

大きければ偉いとか、

踏み潰されるものが劣るとかないのだそうです。

 

生存競争は激しく、

消えた生物もあります。

それでも、

勝者は戦い方を変えず、

敗者が戦い方を変え、

工夫を重ねる。

負けることは考えることになり、

新しい段階へ進化してきたのです。

 

木と草では、

草の方が進化系なのです。

木は千年生きるものもありますが、

草は一年で枯れるものも多い。

でも枯れる、

世代交代があるからこそ、

環境に適応して行ける。

複雑に進化したものは、

必ず死ぬのです。

生命は古いものを壊して、

新しいものを作る仕組みを持ったのです。

命の流れはそうして続く道を選択したのです。

そこまで読んで、

自分の老化を受け止める力をもらった気がしました。

 

最後に、

生きることに力はいらない、

とありました。

生きることに余分な力はいらない、

必要な力はちゃんと体に備わっている。

とも書かれていました。

脳が間違って死にたくなっても、

髪の毛は伸び続けるし、

心臓も動き続けます。

 

今日のヒモトレ講座にもつながるところでした。

生きてるってシンプルで、

ニュートラルなんだと思いました。

 

スタジオ・ロワンの前に咲いてました。

 

 

10時から5時前まででした。

 

ロワンの床はPタイルなので、
肌触りが苦手、
麻の足袋を持って行きました。
image
 
休憩中に、

こんなボードを見せていただきました。

不思議!

視線と意識を向けた方向へ回ります。

面白い!

今日の講座では、

初めての内容も、

前に受け取った写真もありましたが、

私の今日の主な目的は呼吸のことでした。

自分の呼吸が浅いと感じてたり、

前回の講座で、

私一人が風船を少しも膨らませられなかったり、

なんか手がかりが欲しかったのです。

 

気づいたことの一つは、

呼吸は肺を膨らませる時は、

胸郭が全体に膨らむと空気が入りやすいこと、

(肩甲骨が開く)

これって太極拳で言われた、

含胸抜背ということだろうか?

つまりは鳥籠のような胸郭が、

全体的に膨らむということでしょう。

 

それと呼吸の深さは、

グラデーションだということ。

もう一つ、

風船に空気を入れるのに、

ほっぺを膨らませても入らない、

(ずっとそうやっていました)

肺から直接息を入れること。

それを聞いて、

やってみました。

お〜できました。

嬉しくて、

証拠写真をお隣にいたJUNKOさんに撮ってもらいました。

ず〜〜〜〜〜っとできなかった風船膨らましでした。

小関先生、皆さんありがとうございました。

 
講座に、
なんと、屋久島からお見えの方がいて、
知り合いにさせてもらいました。
小関先生が、
屋久島なら講座に行きたいとおっしゃって、
私も行きたいなぁと思いました。

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ケハレの日の料理メモ