竹炭の作り方 | ネコに学ぶ・・うちにはいないけど

ネコに学ぶ・・うちにはいないけど

昭和23年生まれ。
太極拳を稽古したり、韓氏意拳を学んだりしています。
ヒモトレを知り、マンサンダルまで来て、
面白いことを探す毎日の忘備録

ネコはワガママに見える。

ネコは好奇心で動いてる。

そこが私と似てるところ。
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お弁当持って、

巾着田の駐車場に車を置いて、

大地の再生講座@日高市梅原に参加してきました。

テーマの中に竹炭を作るというのがあって、

心を惹かれました。

 

ドレミファ橋まで行く途中は菜の花畑がありました。

目を皿のようにして見つけようとしましたが、

ハチ?という飛ぶものを一つ見ただけでした。

 

でもトキワハゼが群生している場所があって、

なるほど、

カキドオシに似てるけれど、

違うということを確認できました。

トキワハゼは地べたに這うように咲いていました。

(うちのカキドオシは立上がって咲いてます)

 

早速炭作りです。

ここは施主さんの地面ではなく、

お隣の敷地ですが、

遠方にお住まいで、

手入れが出来ないので、

自由にして良いと許可が出たそうです。

竹林の下に落ちている竹を引き出して、

畑の中に用意した、

炭焼き場に運びました。

 

講師の押田さんが、

これは夷隅式の炭の作り方だと教えてくれました。

火に入れた時爆ぜないように、

割れ目を入れてから、

火に投げ入れました。

一回目の投入がほぼ燃えたところで、

みんな灰になったらどうするのか?

と気がかりでしたが、

押田さんが説明してくれるので、

信頼して、

どんどん割れた竹を入れました。

 

かなりの量を燃して、

でもこのくらいになったところで、

一段落です。

下から、脇から空気が入らないようにして燃しました。

 

さて良い感じだと、

脇を一枚外して、

少しづつ出しながら、

水を掛けました。

子どもが結構仕事をしてくれました。

水掛けの他に、

竹にヒビを入らせるように、

ハンマーで叩くことや、

竹を割ってできた細い板のような物の、

節を叩いて取ることなど、

やりたいと言った時は、

やり方を教えて、

やってもらいました。

律儀な仕事ぶりで、

子どもにとっては、

大人と同じ遊びをしているだけだったかもしれませんが、

その成果は侮れませんでした。

丁寧に仕事をしてくれました。

こういう場面がこどもには大切なんだと思いました。

 

炭はこれだけでき上がりました。

 

施主さんの敷地の端に、

水脈と点穴をスコップで掘りました。

 

こちらは駐車場のための土止めです。

杭と崖の境に水脈を通しました。

それぞれの水脈に作った炭を入れ、

払った竹の小枝を入れました。


 

駐車場の竹の土止めに使うために、

太い竹を3〜4本に割る道具がありました。

私と子どもたちはこの後、

節をたたき落としだのです。

 

駐車場の土止めは杭を打ち、

隙き間には炭や落ち枝などのチップなど入れ、

竹の小枝やちょっと強い竹を切ったものなどを入れ、

(これは実際に触って確認しないと分かりません)

最後の寄せていた土を崩すのは、

土砂崩れの方式で土を落としました。

(土を落とすと言うより、

上の土を触ると落ちてくるのが大事です)

出来上がりの写真を撮り忘れましたが、

カッコいい竹の波が作られてました。

 

現地までの往復はマンサンダルでしたが、

周りの人が気を使うと思って、

(工具や刃物が多いので)

作業中は丸五の地下足袋を履きました。

夕方になって、

足が苦しいというので、

マンサンダルに履き替えて帰りました。

 

ヤエアケボノサクラを見ながら巾着田を歩いてきました。

 

竹炭作りは面白かったけれど、

場所と素材が揃った幸運なのでした。

施主さんの隣りに放置竹林があったこと、

炭作りが出来る畑が借りられたことなど、

良い偶然が重なったのでした。

自分の家の周りで出来るか?

と考えましたが、

難しそうです。

 

今日もマンサン歩きは巾着田の中だけでした。

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ケハレの日の料理メモ