ネコはワガママに見える。
ネコは好奇心で動いてる。
そこが私と似てるところ。
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お弁当持って、
巾着田の駐車場に車を置いて、
大地の再生講座@日高市梅原に参加してきました。
テーマの中に竹炭を作るというのがあって、
心を惹かれました。
ドレミファ橋まで行く途中は菜の花畑がありました。
目を皿のようにして見つけようとしましたが、
ハチ?という飛ぶものを一つ見ただけでした。
でもトキワハゼが群生している場所があって、
なるほど、
カキドオシに似てるけれど、
違うということを確認できました。
トキワハゼは地べたに這うように咲いていました。
(うちのカキドオシは立上がって咲いてます)
早速炭作りです。
ここは施主さんの地面ではなく、
お隣の敷地ですが、
遠方にお住まいで、
手入れが出来ないので、
自由にして良いと許可が出たそうです。
竹林の下に落ちている竹を引き出して、
畑の中に用意した、
炭焼き場に運びました。
講師の押田さんが、
これは夷隅式の炭の作り方だと教えてくれました。
火に入れた時爆ぜないように、
割れ目を入れてから、
火に投げ入れました。
一回目の投入がほぼ燃えたところで、
みんな灰になったらどうするのか?
と気がかりでしたが、
押田さんが説明してくれるので、
信頼して、
どんどん割れた竹を入れました。
かなりの量を燃して、
でもこのくらいになったところで、
一段落です。
下から、脇から空気が入らないようにして燃しました。
さて良い感じだと、
脇を一枚外して、
少しづつ出しながら、
水を掛けました。
子どもが結構仕事をしてくれました。
水掛けの他に、
竹にヒビを入らせるように、
ハンマーで叩くことや、
竹を割ってできた細い板のような物の、
節を叩いて取ることなど、
やりたいと言った時は、
やり方を教えて、
やってもらいました。
律儀な仕事ぶりで、
子どもにとっては、
大人と同じ遊びをしているだけだったかもしれませんが、
その成果は侮れませんでした。
丁寧に仕事をしてくれました。
こういう場面がこどもには大切なんだと思いました。
炭はこれだけでき上がりました。
施主さんの敷地の端に、
水脈と点穴をスコップで掘りました。
こちらは駐車場のための土止めです。
杭と崖の境に水脈を通しました。
それぞれの水脈に作った炭を入れ、
払った竹の小枝を入れました。
駐車場の竹の土止めに使うために、
太い竹を3〜4本に割る道具がありました。
私と子どもたちはこの後、
節をたたき落としだのです。
駐車場の土止めは杭を打ち、
隙き間には炭や落ち枝などのチップなど入れ、
竹の小枝やちょっと強い竹を切ったものなどを入れ、
(これは実際に触って確認しないと分かりません)
最後の寄せていた土を崩すのは、
土砂崩れの方式で土を落としました。
(土を落とすと言うより、
上の土を触ると落ちてくるのが大事です)
出来上がりの写真を撮り忘れましたが、
カッコいい竹の波が作られてました。
現地までの往復はマンサンダルでしたが、
周りの人が気を使うと思って、
(工具や刃物が多いので)
作業中は丸五の地下足袋を履きました。
夕方になって、
足が苦しいというので、
マンサンダルに履き替えて帰りました。
ヤエアケボノサクラを見ながら巾着田を歩いてきました。
竹炭作りは面白かったけれど、
場所と素材が揃った幸運なのでした。
施主さんの隣りに放置竹林があったこと、
炭作りが出来る畑が借りられたことなど、
良い偶然が重なったのでした。
自分の家の周りで出来るか?
と考えましたが、
難しそうです。
今日もマンサン歩きは巾着田の中だけでした。
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