朝
何時もとは違う方角でのバイト
行きにね、チラリと確認して
帰りに、傍に車を停めました
あまりに大木過ぎて
とても1枚に収まりきらない
大好きな大銀杏
去年、仕事の往復でこの前を通っていたけど
行きは反対車線
色付く季節には、帰る頃には日がくれていて
ゆっくり会えなかったんだよね
今年もね、ホントはまだ少し早いんだ
それでも、精一杯にその大きな枝を伸ばして
昼下がりの柔らかな日差しを受け止める堂々とした姿
何度見ても心が震えます
大きな山に登らなくても
広々とした草原に行かなくても
地球の一部なんだと感じ取れる瞬間
ぐちゃぐちゃな心に惑わされる
ちっぽけな存在の私
銀杏の悠然とした時間から見たら
そんな私の存在なんてほんの一瞬で
でも、その一瞬を精一杯で生きてる
時の流れの中
地球ごと、自分を抱きしめたくなる
なんて
ちょっぴり詩人になれるひと時なのです
(✿^‿^)