経理哀歌(愚痴) | なぜぼくらはおいていかれたの 

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苦手なことは数々あるが、経理系の作業ほどめんどくさくて嫌になることはほかにない。

ナンテコト言うと、経理系にもしっかりと強い方から、「支援して下さる方からの貴重なお金の計算をめんどうくさくて嫌になるとは何事だ、とクレームいただきそうだが、苦手なものは苦手だから仕方ない。それに苦手なだけに時間がめっぽうかかるのが辛いのである。(爆トホホホ)

 

経理系が苦手で時間はかかるし、マジで深刻。

と司法書士先生にぼやいたら、この金額でそれほど悩むとはほんとにトホホだ、という顔をされた。

そして、教えていただいた。

「通帳もお財布も、必ず別にする、これが基本。別にしておけば、領収書さえちゃんとしておけば、必ず間違いはない」

 

なるほど。通帳は専用通帳を作ってあるので問題なし。

お財布も(私のこの場合は布袋)別にして、使ったら必ずその専用袋に領収書と現金をざらざらと入れておくので間違い様がない。→それなのに、数える時に、コインがこたつのすみに転がって姿を隠したりしてアレ?状態。やれやれ、時間がかかるのは、まこと、自分のせいだ。

 

こんなで、かって動物たちのフードのために、銀行を何社かはしごでパート勤めをしていたのだから笑える。

またジマンゲに、と言われそうだが、ただどこの銀行でも熱心さにはほめられたゾ。こう見えても私はバカがつくほどまじめと言われた。ただしぶきっちょだが、とも。

 

一度、私のせいで一円が合わず、涙がでるほど担当者に罵倒された。その人は私より涙ぐんでいたから、ほんとに大変なことをしたのだ。以後そこの銀行を信頼し大事に思っている。なんか感動したのよね。その仕事その仕事、その作業その作業の大事さ、真剣さは何の仕事で何の作業でも同じなんですよね。

人が捨てに来て増え続ける動物たちのために、能もないのいほんとにほんと、懸命に必死に働いたけど、考えてみると、ずいぶん多くのことを学び教えられた。そおのりに私は、いつもボケサクだけど。

 

ある保険会社の調査員をやった時、車が調子悪くて、信号のたびに止まって、エンジンがかかりにくく、忘れもしない埼玉の狭山のある信号で、ついに、後ろのトラックのお兄さんが降りてきて、「なにやってんだ!」と恐ろしく怒鳴られた。

窓を開けて、「車に訊いてください」と言ったら、「こいつ、馬鹿にするのかっ」と拳骨で頭を殴られた。拳骨とはいえ素手だったのに頭いこぶが出ていつまでも痛かった。

「いてっ」と言ったとたん、車が動いた。ほんとの話です。想像力はあるけど、普段みんな本当のことしか話さないし書きませぬ。

 

これらすべて、面白い思い出です。トラックのお兄さんは、並走してついてきて、しきりに謝って下さいました。私が悪いのに。お兄さんはいらいらしただけなのに。そう言ったら、「あんた、かわってるな」と言ってどおっと走り去られたっけ。その前にお茶を誘われたけどそれは断った。

 

 

猫たちや犬たちをうちに置いて行かれることがない暮らしをしていたら、私はどう生きていたんだろう。今のようになって多くの人から馬鹿にされてる人生になっているけど、これでよかったんだろう、と思う。こういう頑張り、結構悪くない。(笑) あれ?愚痴じゃあくなったゾ。