6/18;中日新聞 関西ニュース版で、

【5世紀前半の新古墳発見 

古市古墳群の造営に携わった有力者の墓か?】

古墳(「喜志南カイト古墳」(仮称))で出土した埴輪群👇

古墳は幅約6メートルの広い周濠、葺石を丁寧に施した外堤を持ち、

大型の円筒埴輪や馬形埴輪、貴人の日傘をかたどった蓋形埴輪が配置されていた。

こうした特徴は①陪塚と共通しているといい、

4キロほど離れた王権による古市古墳群の造営に貢献した地域の有力者の墓とみられるという。

同課の角南辰馬さんは

「整った葺石、外堤、埴輪を使うことが許された集団が喜志という地域にいたことは、

今までまったく知られていなかった」と新発見の意義を強調した。

栗東・椿山古墳】も参照

 

陪塚(ばいちょう)

陪塚とは主墳の周囲に隣接する小さな古墳を指します。

陪塚には、主墳に埋葬された人物の親族や、

臣下が埋葬されていると考えられています。

陪塚には様々な墳形があり、主墳の埋葬者との関係により

「前方後円墳」「円墳」「方墳」など、造り分けられていた可能性があります。

もう古墳探訪(現地説明会)に出かけることはないに等しい心境です。

新聞で新たな発見記事などを見ることが楽しみです。